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こんにちは、FunLogyのカナです。
関東ではちらほらと、桜が咲き始めました。開花宣言はまだですが、春がやってきていることを感じますね。皆様のお住いの地域ではいかがでしょうか。
春といえば、新生活の季節でもあります。
進学や就職に合わせて、一人暮らしを始める方も多いでしょう。
お引越しによって、新しい家の環境をどのようなものにしようかと考えるのは、頭を悩ませることも多いですが楽しいものですよね。
FunLogyからは、新しいおうちに設置する家電の一員として、プロジェクターを提案させていただきます。
新生活にイメージ通りのプロジェクターを導入するための選び方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
一人暮らしにプロジェクターがおすすめの理由
プロジェクターというと「大画面をみんなで観るためのもの」「講義や会議など、学校や会社で使われるもの」といったイメージをお持ちの方も多いかと思います。ビジネスでの使用 が根強い人気を持っていることは正解です。
しかし近年は個人での使用に向いた、手頃な家庭向けのプロジェクターも多いため、利用シーンはビジネスに限られることなく広がっています。
中でも一人暮らしの家にプロジェクターがあると、どんな楽しみがあるでしょうか。
おすすめのメリットを、いくつかご紹介します。
1.大画面で映画やドラマに没頭できる
一人暮らしの生活は、忙しさと時間的な余裕が同居しています。仕事に、家事に、と何もかもを一人でこなす慌ただしさがある反面、ふとした瞬間に訪れる空白の時間は、同居人がいないからこそ生まれる一人暮らしならではの余白と言えるでしょう。
「寂しい」と思うか「楽しい」と思うかは人それぞれですが、そのような時間にプロジェクターを使って映画やドラマを視聴すると、驚くほど作品に没頭できることがあります。
大画面の没入感が、作品への集中を後押しするのかもしれません。
2.長時間観ても肩がこらない、目に優しい
上記のように、一人暮らしで映画やドラマが好きな人だと、休日はつい2本、3本と作品を視聴し続け、気が付いたら夕方に……という生活になりがちです。その際、スマートフォンで視聴を続けていると、画面の小ささから肩こりを引き起こしやすくなります。
プロジェクターであればテレビよりも大きなサイズの画面で視聴できるので、肩がこりにくく、ストレートネック=いわゆるスマホ首の進行も防ぐことができます。
長時間座りっぱなしの姿勢で疲れたときは 天井に投影できる機種 もあったり、光を直接見ないという性質から、テレビやスマートフォンよりも 目に優しい という特徴があったりと、健康面から見てもおすすめできるポイントが多数あります。
3.テレビの代わりにすることもできる
一人暮らしを始めるにあたって、テレビを買うべきかどうしようか迷っているという方も多いのではないでしょうか。テレビを頻繁に観る習慣がないと、「重い」「大きい」「置き場がない」「インテリアに合わない」などの理由から、購入を躊躇ってしまうこともありますよね。
そんなときは、プロジェクターでテレビ番組を視聴 することができます。TVチューナーを内蔵したBlu-rayレコーダーが必要になりますが、テレビの購入を躊躇っている場合、まずはプロジェクターだけ購入しておいて、テレビ番組が観たくなったらレコーダーを購入するという方法もあるのです。
4.生活のBGMになる
一人暮らしで最も多い悩みが「静けさ」ではないでしょうか。それが快適だという人もいますが、やはり時々寂しさを覚える人が多いのも事実です。
人は完全な静寂よりも、いくらか物音のある環境のほうが仕事や勉強に集中しやすいという話もあるくらいですから、無音の時間が長すぎることは一種のストレスになるのかもしれません。
プロジェクターを使えば、程よい物音がする環境を作り出すことができます。静けさが気になって落ち着かないときは、YouTubeで作業BGMを流したり、どこか遠くの都市の映像を流したりするのがおすすめです。
また、プロジェクターは光を使って映像を投影するため、投影画面は明るく、電気を消した部屋ではちょっとした間接照明のようになります。就寝時にリラックスできる映像を流しながら眠ることで、夜間の照明の代わりにもなるという裏技のような使い方もできます。
1.手軽に始める小型プロジェクター
それでは、実際におすすめのプロジェクターを例に挙げつつ、一人暮らしで使うプロジェクターの選び方をご紹介していきます。
まずは定番の、据え置きタイプの小型プロジェクターから見てみましょう。
小型プロジェクターはこんな人におすすめ
- 基本的に部屋の中だけで使う。
- 電気は大体消すことができる。
- 複雑な機能がなく、シンプルで簡単なほうがいい。
- 価格を抑えたい。
- プロジェクターを使うのが初めて。
コスパと操作性の良さが魅力
据え置きタイプの小型プロジェクターはシンプルな機能を持った機種が多く、初めて使う人にもおすすめです。室内のみでの使用であれば、バッテリーを搭載している必要もないため、価格帯の手頃な製品が多いのも魅力と言えるでしょう。
例として掲載したFunLogy HOMEは、19,800円という2万円以下のモデルです。
プロジェクターとしては手頃な部類に入り、新生活を機に自分で購入する他、進学や就職のお祝いとしてのプレゼントにもよくお選びいただいています。
おすすめの使用方法は?
FunLogy HOMEはOSを搭載していないため、この機種を直接インターネットに接続し、YouTubeやAmazon Prime Video、Netflixなどを観ることはできません。
簡単かつおすすめの方法は、Amazon Fire TV Stickを接続 しての使用です。
このようなストリーミングデバイスを使用することで、OSを搭載していないプロジェクターでも、スマートフォンやパソコンをインターネット接続するように、YouTubeやAmazon Prime Videoといったコンテンツにアクセスできるようになります。
OSについては こちらの記事 で詳しくどうぞ。
小型プロジェクターが向かない環境は?
小型プロジェクターは一般的で汎用性の高いプロジェクターですが、次のような環境にはあまり適さない、または適した機種を選ぶ必要があります。
- 遮光がほとんどできない。→カーテンがない、電気が消せないなどの環境では、400ANSIルーメン以上の機種がおすすめです。価格帯が少し上がり、4~6万円程度が予算になります。
- 投影距離が取れない。→プロジェクターと壁の間には、投影サイズに応じて1.5~4mくらいの距離が必要になります。この距離が数cmしか用意できない場合などは、超短焦点プロジェクターを選びましょう。次で紹介します。
2.インテリアの自由度が高い超短焦点プロジェクター
次に、超短焦点プロジェクター についてご紹介します。超短焦点プロジェクターとは、プロジェクターと投影面の間に必要な距離が「超」短く、壁にぴったりと寄せても大画面を投影できる特殊なレンズを搭載した機種を指します。
超短焦点プロジェクターはこんな人におすすめ
- 基本的に部屋の中だけで使う。
- 遮光があまりできない可能性がある。
- プロジェクターを壁際に置きたい。
- 本格的なホームシアターが作りたい。
- ペットがいる。
焦点距離が短いことによる快適さと、スペックの高さが魅力
超短焦点プロジェクターの最も大きな利点は、設置場所を考える必要がないということです。通常の小型プロジェクターの場合、80インチの画面を投影しようとすると、おおよそ2.5mくらいの距離を必要とします。
この距離の中に自分やものが入ると、映像に影が映り込んでしまうため、設置場所はある程度選ぶ必要があります。
超短焦点プロジェクターの場合、同じ80インチの画面を投影しようとした際に、必要となる距離は5~10cm。ほとんど壁に密着しているため、影の映り込みようがないのです。
インテリアを優先したい場合や、間取りの都合で焦点距離が取れない場合などに最適の性能と言えるでしょう。
価格帯は10万円以上の機種が大半となりますが、その分、焦点距離以外のスペックも高い場合が多いのも特徴です。
ホームシアターとしてワンランク上の環境を作りたい場合などは、超短焦点プロジェクターの中から探すというのも一つの方法です。
また、プロジェクターの光は明るいため、直に覗き込むことが推奨されていません。ペットがいる場合、プロジェクターを壁際に寄せて置けることは、ペットが光を覗き込みにくい環境を作るという面でも役立ちます。
おすすめの使用方法は?
OSを搭載している場合、本体のみでインターネット上の動画を視聴できます。ストリーミングデバイスを接続したほうが使い勝手が良い場合は、接続して使用することも可能です。
超短焦点プロジェクターは「壁際に寄せても大画面を投影できる」機種のため、反対に言えば、小さな画面を投影することはできません。最低でも60インチ程度のスペースがある壁を用意しましょう。
また、一般的なスクリーンを使用すると歪みの原因になるため、使用せず白い壁に投影するか、短焦点プロジェクター専用のスクリーンを使用することを推奨しています。
超短焦点プロジェクターが向かない環境は?
超短焦点プロジェクターが向かない環境というのは、ほとんどありません。参考までに挙げますが、基本的には問題のない場合が多いと思われます。
- 壁が無地の白系以外で、かつ専用のスクリーンが設置できない。→映像が綺麗に観られない可能性が高いです。通常のプロジェクターにランクダウンし、代わりに設置の融通が利く 貼り付け式のスクリーン などを併用するのがおすすめです。
- あまり明るさを求めていない。→投影画面が明るいことを「見やすい」よりも「眩しい」と感じる人が稀にいます。超短焦点プロジェクターは基本的に輝度が高い製品が多いので、眩しさが苦手な人は、あえて少し電気を点けたままにする、小型プロジェクターにするなどの方法を取りましょう。
3.家の中でも外でも使えるモバイルプロジェクター
最後に、モバイルプロジェクターをご紹介します。モバイルプロジェクターの特徴は小型でバッテリーを搭載しており、充電ができることです。
モバイルプロジェクターはこんな人におすすめ
- 家の中だけでなく、外でも使いたい。
- キャンプや旅行などの趣味の場に持っていきたい。
- 学校や会社でも使う可能性がある。
- できるだけ本体の小さな機種がいい。
- ケーブルのない状態で投影したい。
スマートなデザインとバッテリーの搭載が魅力
モバイルプロジェクターはその名の通り、携帯して使用することを想定しています。そのため小さなものでは手のひらサイズからあり、重さも数百g~1kg程度と、プロジェクターとしては非常に軽量です。
また、デザインも多岐に渡り、各ブランドの特色が出やすくなっています。豊富なデザインから好みのものを選びたいという場合や、あまり家電らしくないデザインのものを選びたいという場合は、モバイルプロジェクターがおすすめです。
バッテリーを充電しておけば、外ではコンセントのない環境でも使用でき、家の中ではケーブルが届かない場所でも使用できます。定位置に設置して使うのではなく、屋内から屋外まで、色々な場所で使いたい人に向いています。
おすすめの使用方法は?
OSを搭載している場合、本体のみでインターネット上の動画を視聴できます。ストリーミングデバイスを接続したほうが使い勝手が良い場合は、接続して使用することも可能です。
Wi-Fiのない屋外で使用する際は、スマートフォンと接続 して使うこともできます。iPhone、Android共にメーカー純正の変換ケーブル以外を使うとインターネット上の動画が見られない場合が多いので、ケーブルを購入する際は純正品を推奨しています。
モバイルプロジェクターが向かない環境は?
モバイルプロジェクターの性能は年々向上しているため、一般的な使用範囲であれば困ることはないかと思いますが、次のような環境にはあまり適さない、または適した機種を選ぶ必要があります。
- 遮光がほとんどできない。→カーテンがない、電気が消せないなどの環境では、400ANSIルーメン以上の機種がおすすめです。小型プロジェクターと同様に価格帯が少し上がり、4~6万円程度が予算になります。
- 投影距離が取れない。→小型プロジェクターと同様です。投影距離が数cmしか用意できない場合などは、超短焦点プロジェクターを選びましょう。
- 本格的なホームシアターにしたい。→ホームシアターとしての完成度を追求する場合、据え置きタイプのほうが選択肢が広がります。投影画面の最大サイズなども、据え置きタイプのほうが大きい傾向にあります。
ライフスタイルに合ったプロジェクターで新生活を彩ろう
いかがでしたでしょうか。今回は春のプロジェクター特集ということで、一人暮らしの新生活に焦点を当てて、3機種をご紹介いたしました。
FunLogyではこの他にも、たくさんのプロジェクターを取り扱っています。ここにはなかった条件の機種も、ご用意が可能かもしれません。よろしければぜひ、プロジェクターのページをご覧になってみてください。
【FunLogy プロジェクター製品一覧】
例として当店のプロジェクターを挙げてきましたが、記事の内容は汎用的なもので、他社様のプロジェクターを選ぶ上でも基本的な部分の参考にしていただけるのではないかと思います。
イメージに合ったプロジェクターを見つけて、ぜひ新生活をわくわくしたものにしてくださいね。
それでは、次回もどうぞよろしくお願いいたします。
FunLogy
カナ
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