この記事は約3分で読めます。
こんにちは、FUNLOGYのカナです。
皆様、視力に自信はありますか?
あるという方にとっても、残念ながらないという方にとっても、できることなら今よりも下げたくないのが視力ですよね。
プロジェクターを取り扱っている当店にも、お客様の「プロジェクターで視力が下がることはないの?」という懸念の声が聞こえてくることが度々あります。
この記事ではそんなプロジェクターと目の関係について、よくある疑問をまとめていきたいと思います。
結論:プロジェクターが視力に与える影響は小さい
結論から言ってしまうと、プロジェクターはそれほど視力低下を引き起こさないと言われています。
もちろん、毎日長時間見続けても一切影響がないのか?というと断言はできかねますが、それはテレビでもスマートフォンでも、何でも同じですよね。
【長時間映像を見続ける=目が疲れる=視力が低下する】
この仕組みが、プロジェクター=視力を低下させる、という話を独り歩きさせてしまっているようです。
プロジェクターが特別に目を悪くさせるのではなく、過度な眼精疲労は目に良くないということですね。
光を直接見ないので目に優しい
プロジェクターが目に悪いというイメージを与えがちな理由のひとつに、【暗い場所で観る】という特性があるかと思います。
3000ルーメン以上の高輝度なプロジェクターであれば、明かりのついた部屋でも投影は可能ですが、やはり映画やアニメなどの繊細な映像を観る場合には、明かりを消していただいたほうが美しく映ります。
暗い場所で明るい画面を観る。
これは、テレビやスマートフォン、ゲーム機などでは絶対に避けるべきとされてきましたから、目に悪い行為だというイメージが浸透していますよね。
しかしながらプロジェクターは、テレビやスマートフォンと根本的に違うところがあります。
それは、本体が発する光を直接見ているのではなく、光によって投影された映像を観ているということです。
眩しい光を直に見ないので、むしろ目への負担は軽いと言われています。
ブルーライトで寝つきが悪くなることもありません。
子供の寝かしつけにプロジェクターを使う方が増えていることにも、このような背景があります。
大画面なので近視になりにくい
もうひとつ、画面の広さもプロジェクターが目に優しいと言われるポイントです。
スマートフォンが目に悪いとされる理由は、小さな画面に集中するあまり、目を近づけすぎるから。
テレビも同じで、近づきすぎないように、番組の冒頭に注意書きが入ることがありますよね。
人の目は近くのものばかりに焦点を合わせていると、遠くのものがぼやけて見える【近視】になります。
一般的に「目が悪くなる」というと、この近視を指している方が多いのではないでしょうか。
その点、プロジェクターは大画面なので、全体を観ようとすると体が自然に画面から距離を取ります。
意識せずとも近づきすぎを防止できるので、視力の心配をせず映像に集中できますね。
※近視については遺伝的になりやすい方もいらっしゃいます。すべてが生活習慣に由来するものではなく、個人差があります。
ランプを直接覗き込むのは良くない
このようにプロジェクターの【映像】は目に優しいものです。
しかし、その映像の元になっているランプを、直接覗き込むことは避けましょう。
プロジェクターのランプは映像を鮮明に映し出すため、非常に明るくできています。
人の目が日常的に取り入れている光よりもずっと眩しいため、このランプを直視することだけは、目に良くありません。
そうは言っても、うっかり見てしまいそうで心配……
子供やペットは言い聞かせても見てしまいそう。
そんな方は、超短焦点プロジェクターを検討してみるのはいかがでしょうか。
通常のプロジェクターに比べて焦点距離が非常に短いため、壁やスクリーンにぴったりとつけて投影でき、ランプを覗いてしまう可能性がかなり下げられます。
超短焦点プロジェクターについてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、興味のある方は参考になさってください。
超短焦点プロジェクターとは?基本の特徴とメリット・デメリット
プロジェクターで目も健やかに
まとめると、プロジェクターは
- 光ではなく、光を使って投影された映像を観ているだけなので、暗い場所で観ても目への負担は軽い。
- 画面が大きいので近づきすぎることがなく、近視になりにくい。
- ランプの光は、直接見てはいけない。
ということになります。
いかがでしたでしょうか。漠然と気になっていた「プロジェクターって、目に悪いのでは?」という心配が解消されていれば幸いです。
長時間の映像を観るときには、1~2時間に一度、遠くのものに焦点を合わせることで近視が予防できると言います。
プロジェクターで目を大切にしながら、大好きな映像を楽しんでくださいね!
FUNLOGY
カナ