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こんにちは、FunLogyのカナです。
プロジェクターで投影している映画や動画の音は、プロジェクターとスピーカーを接続すれば、スピーカーから再生することができます。

大画面で映画を観たいけれど、このプロジェクターは音の迫力がいまいち……
スマートフォンとスピーカーを繋いで動画を観ていたけれど、プロジェクターを買ってからは、気に入っていたはずのスピーカーがすっかり部屋の隅に……

そんなときは、プロジェクターとスピーカーを接続してみませんか?

この記事では、
  • プロジェクターとスピーカーを有線で接続する方法
  • プロジェクターとスピーカーを無線で接続する方法
  • プロジェクターとスピーカーをストリーミングデバイスを通して無線で接続する方法


それぞれワンステップごとに写真を添えて、初心者でも接続ができるように、わかりやすく解説していきます。
ぜひ接続の参考にしてみてください。

★この記事でわかること

  • 外部スピーカーを接続することで、音声をよりグレードアップできる
  • プロジェクターとスピーカーの接続方法3パターン
  • 接続後に音声が出ないときの対処方法



プロジェクターで音声を聴く方法は、内蔵スピーカー・外部スピーカーの2種類がある

プロジェクターで映像を見ている人たち

はじめに、そもそも「プロジェクターとスピーカーを接続する」とはどういうことで、どんなメリットがあるのか簡単に説明します。

プロジェクターは本来、映像を映すもの


プロジェクターは元々、画像や映像を投影するための機械です。昔はスピーカーがついておらず、画面を映し出すだけの製品が一般的でした。
音声はどうしていたかというと、プレゼンや授業などであれば画面を見ながら人がしゃべるか、映像に合わせた音声出力が必要であれば、別途スピーカーを用意して繋ぐという使い方をしていました。
この「別途用意されていたスピーカー」こそが、外部スピーカーです。

プロジェクターが家庭や職場で広く使われるようになるに従って、一台で映像も音声も出せること、持ち歩いて外でも使えることなどが求められるようになり、現在ではスピーカーを搭載した機種が多くなりました。
高性能なスピーカーを搭載したモデルも販売されています。しかし実際問題として、プロジェクターを小型化するためにはあまり大きなスピーカーは搭載できないため、今でも一般的な家庭用プロジェクターは「音質より画質重視」であることが多いのです。


外部スピーカーを接続すると、音質を好きなだけランクアップできる

スピーカー

外部スピーカーを接続するメリットは、音質を自分好みのランクに上げられることです。外部スピーカーが接続されると、音声はスピーカーの性能に準じたものが流れるようになるので、プロジェクターに内蔵されたスピーカーで再生するよりも音に深みを与えることができます。
それだけ?と思われるかもしれませんが、実際に使用してみると音の重要性がわかります。

例えば映画を観たときに、「ねえ」というセリフが突然聞こえてくるのと、背後から近づいてくる足音が聞こえた後に「ねえ」と話しかけられるのでは、どうでしょうか。
後者のほうが没入感や臨場感が高まりますし、映像への理解度も深くなりますよね。

音質が良くなると、会話や音楽がクリアになるだけでなく、このように環境音が聞き取りやすくなります。
映像だけでは得られなかったリアリティが増すことにより、同じ映像でも、より深くその世界を感じながら楽しめるようになります。

外部スピーカーの接続は、ゲームにも向いている


外部スピーカーを接続する目的として映画・アニメなどの映像鑑賞以外にもおすすめしたいのが、プロジェクターでゲームをする場合です。
ゲームの音楽や環境音には繊細なものが多く、またプレイヤーの操作に連動しているため、ワンランク上の音で聴くことは没入感のアップに繋がります。

音声出力がないプロジェクター=古いプロジェクターではない


映像出力のみのプロジェクターは過去のものかというと、そんなことはありません。
今でも映像のみに性能を特化させたプロジェクターは存在し、ハイエンドモデルやビジネス向けの高輝度モデルの中にほど数多く残っています。

家庭向けプロジェクターでは少なくなってしまいましたが、初めから外部スピーカーの接続を想定している場合、プロジェクターの内蔵スピーカーは不要とも言えます。
「常に据え置きでプロジェクターとスピーカーを接続して使い、プロジェクター単体に音声を求めることはない」という方は、スピーカーのないプロジェクターを視野に入れると、プロジェクター選びの幅が広がります。


外部スピーカーの選び方

サウンドバー

プロジェクターに接続する外部スピーカーを選ぶ際には、大前提として「プロジェクターの内蔵スピーカーより音質が上がる」ものを選びましょう。
簡単に見分ける方法としては、プロジェクターとスピーカーのスペック表を見比べます。音声の大きさや表現力に影響する【W数】【スピーカユニット数】などの、基本的な性能がプロジェクターを下回っている場合は避けましょう。

そのため、あまり格安のものではなく、プロジェクターと同等か若干下くらいの価格帯のものを選ぶと考えておくのがおすすめです。
逆にスピーカーが高すぎても、映像の質と音の質がちぐはぐになってしまうためおすすめしません。

予算の見当がついたら、

  • スピーカーのタイプ
  • 接続方法


この2点をポイントに、目指す性能に合ったスピーカーを探していきましょう。

スピーカーのタイプ


一口にスピーカーと言っても、小型のスピーカーから大型のスピーカーまで、さまざまな種類があります。代表的なものを3種ピックアップしてご紹介します。

1.ポータブルスピーカー

ポータブルスピーカー FunLogy Portable



手のひらサイズ~片手で持てる程度のサイズの、小型で比較的リーズナブルなスピーカーです。あまりに小さく格安のものはプロジェクターの内蔵スピーカーに劣る場合があるので、性能面で下回ってしまわないように気を付けましょう。

ポータブルスピーカーはBluetoothによる無線接続バッテリー搭載などの持ち運びに特化した要素を持っています。モバイルタイプのプロジェクターと接続する場合、ポータブルスピーカーを選んでおくと一緒に持ち運びができて、外でも同じ音質を楽しめるようになります。

2.サラウンドスピーカー

FunLogy LIVE

FunLogy LIVE(終売品)



5.1ch、7.1chなどと呼ばれる大型のスピーカーです。3つ以上のスピーカーで一組となっており、それぞれのスピーカーが高音・低音など異なる音を担当します。

サラウンドスピーカー 配置図

サラウンドスピーカーには、おおよその配置図が指定されています。これは映画館のシステムと共通していて、サラウンドスピーカーは映像の中で車が走り抜けていく音などを、実際に後方のスピーカーから出すことでよりリアルに表現するためです。
没入感や臨場感といった面では最も優れているため、本格的なホームシアターを作りたい場合や、10万円クラスのプロジェクターを使用している場合におすすめです。

また、このサラウンドシステムを疑似的に再現した「バーチャルサラウンドシステム」を搭載したスピーカーもあり、その場合は通常のサラウンドシステムよりも、スピーカーの数が少なくなります。
置き場所に限りがある場合複雑な配線に自信がない場合は、バーチャルサラウンドシステムも視野に入れると良いでしょう。

3.サウンドバー

サウンドバー FunLogy SOUND3



テレビ台に置きやすい形状の、細長いスピーカーです。元はテレビの音質を良くするという目的で生まれたもののため、このような形をしています。
横長の本体が左右から音を出すため、音が部屋の中に広がりやすく、離れたところにいても人の声や歌詞を聞き取れるようにすることに向いています。

価格帯は1万~5万エリアの製品が多く、ポータブルスピーカーの高性能モデルと重なってきます。モバイルプロジェクターならポータブルスピーカー、据え置きプロジェクターならサウンドバーという組み合わせで選ぶ方が多いですが、そうでなければならないというわけではないので、好みの機種を選んで問題ありません。


接続方法

スピーカーとケーブル

外部スピーカーの接続方法には、大きく分けて【有線接続】【無線接続】の2種類があります。
有線接続はプロジェクターとスピーカーをケーブルで繋ぐ方法で、無線接続はBluetoothを利用して繋ぐ方法です。

Bluetooth接続の場合は、プロジェクター側にもBluetooth機能が備わっている必要があります。備わっていない場合は有線接続にするか、Amazon Fire TV Stickなどを用意し、実質無線接続のような状態にすることも可能です。
このあたりは後の接続方法の項目で詳しく解説しますので、今は割愛します。

有線・無線にはどちらもメリットとデメリットがあります。
有線接続は遅延や音飛びがなく音が安定しますが、スピーカーの数が多くなればなるほど、配線がごちゃついて目につきます。
無線接続は若干の遅延が起こる場合があり、人によっては音ズレが気になりますが、配線がないため景観がすっきり整います。

Bluetoothの遅延や音飛びについては、部屋にある他の機器や電波によっても影響を受けやすく、特にリビングなどの機械が複数ある環境で使用する場合、一概に「これ以上のスペックを買えば安心」というものがありません。
迷ったときは有線・無線どちらも対応できるものを選び、使ってみて良いと感じたほうを使うというのが簡単かと思います。


プロジェクターとスピーカーを有線で接続する方法


それでは実際に、プロジェクターとスピーカーを接続する方法をご紹介していきます。まずは【有線接続】の方法です。
撮影に使用しているのは、小型プロジェクター FunLogy HOME と サウンドバー FunLogy SOUND3 です。

手順1.プロジェクターとスピーカーを設置する


プロジェクターとスピーカーを設置したい場所を選びます。
プロジェクターには、投影面とレンズの間に必要な【焦点距離】があります。
FunLogy HOMEの場合は142cm以上の距離が必要なため、このような形に。

プロジェクターとサウンドバーを机の上に設置

 

手順2.プロジェクターとスピーカーを接続する


プロジェクターとスピーカーの接続には【AUXケーブル】を使用します。3.5㎜オーディオケーブルなどとも呼ばれます。
AUXケーブルはスピーカーの購入時によく付属している他、インターネット通販や家電量販店などでも手に入れることができます。

AUXケーブル

これをプロジェクターとスピーカー、それぞれのAUX端子に接続します。AUXケーブルには長さもさまざまなものがあるので、設置したい場所に対してケーブルの長さが足りない・余るといった場合には、好きな長さのものを探してみてください。

手順3.起動する


接続は以上です。有線接続のメリットは遅延や音飛びがなく音が安定しやすいことと説明しましたが、ケーブルを一本繋ぐだけというわかりやすさも良いところ。
設定などは特に必要なく、プロジェクターの音声は自然にスピーカーから流れるようになります。

プロジェクターとサウンドバーを有線接続したところ

 

プロジェクターとスピーカーを無線で接続する方法


次に【無線接続】の方法をご紹介します。無線接続はBluetoothを使用する方法で、Bluetooth接続と呼ばれる場合も多いです。
撮影には FunLogy X-03FunLogy Portable を使用しています。

手順1.プロジェクターとスピーカーを設置する


無線接続をする場合には、プロジェクターとスピーカー、両方にBluetooth機能が備わっている必要があります。Bluetoothにはバージョンと呼ばれる新旧があり、数字の大きいほうが新しく、遅延が少なくておすすめです。
現在であればバージョン5.2が最新で、4.0以降が比較的新しいと言えます。

プロジェクターとポータブルスピーカーを設置

 

手順2.プロジェクターを起動し、Bluetooth接続を設定する


初めにプロジェクター側の設定を行います。プロジェクターの電源をオンにし、接続の設定にあたる項目を開いて、Bluetoothをオンにします。

プロジェクター設定画面

プロジェクター設定画面 Bluetooth設定

 

手順3.スピーカーを起動し、Bluetoothモードにする


プロジェクターの設定が完了したら、次はスピーカーです。電源をオンにし、Bluetoothモードで近くにあるBluetooth機器(=プロジェクター)とペアリングします。
ペアリングの方法はスピーカーによって異なり、ボタンを長押しする、スイッチを入れるなどさまざまですが、説明書に記載があります。
FunLogy Portableの場合は、電源をオンにした時点でBluetoothモードになるため、特に操作は必要ありません。

電源をオンにしたスピーカー

 

手順4.Bluetooth接続をするスピーカーを、プロジェクターのBluetooth接続候補から選択する


スピーカーがBluetoothの接続相手を探せる状態になると、プロジェクターのBluetooth設定画面に、接続できる機器が表示されます。その中から、接続したいスピーカーを選択してください。

ペアリング画面

ペアリング画面2

 

手順5.接続がされているか確認する


実際に映像を流してみて、音声がスピーカーから出ていれば完了です。
ペアリングは解除するまで持続されるため、次回以降の起動時には設定する必要はありません。

プロジェクターとスピーカーをBluetooth接続したところ

 

Bluetooth機能が搭載されていないプロジェクターとスピーカーを無線接続する場合


最後に【Bluetooth機能を持っていないプロジェクター】と【Bluetooth機能を持っているスピーカー】を、無線接続する方法です。この場合は一言で説明すると、ストリーミングデバイスを通して接続する形になります。
ストリーミングデバイスにはさまざまな種類がありますが、今回はAmazon Fire TV Stickを例に取って説明します。
撮影に使用している機種は FunLogy HOMEFunLogy Portable です。

手順1.プロジェクターにAmazon Fire TV Stickを接続する


プロジェクターのHDMI端子に、Amazon Fire TV Stickを直接挿し込みます。

FunLogy HOMEにAmazon Fire TV Stickを接続

 

手順2.プロジェクターを起動し、Amazon Fire TV Stick側の【設定】を選択する


プロジェクターを起動してHDMI入力を選択すると、Amazon Fire TVのスタート画面が開きます。
Amazon Fire TV上で、歯車のマークの設定を開きます。

HDMI入力切替

Amazon Fire TV スタート画面

 

手順3.【コントローラーとBluetoothデバイス】を選択する


項目の中から「コントローラーとBluetoothデバイス」を開きます。

Amazon Fire TV 設定画面2

 

手順4.【その他のBluetoothデバイス】を選択する


「その他のBluetoothデバイス」を選択したら、一旦スピーカーの準備に移ります。

Amazon Fire TV 設定画面3

 

手順5.スピーカーを起動し、Bluetoothペアリングの用意をする


スピーカーを起動し、Bluetoothのペアリングができるようにします。【プロジェクターとスピーカーを無線で接続する方法】の中でもご紹介した通り、ここでの方法はスピーカーによって異なるので、説明書をご覧ください。

電源をオンにしたスピーカー

 

手順6.Bluetooth接続をするスピーカーを一覧から選択する


スピーカーがBluetoothペアリング待機モードになると、Amazon Fire TV Stickは、スピーカーを探知できるようになります。Amazon Fire TV画面に戻り、接続候補一覧の中からスピーカーを選択します。

Amazon Fire TV 設定画面4

Amazon Fire TV 設定画面5

 

手順7.接続がされているか確認する


実際に映像を流してみて、音声がスピーカーから出ていれば完了です。
ペアリングは解除するまで持続されるため、次回以降の起動時には設定する必要はありません。

プロジェクターとスピーカーを、Amazon Fire TV Stickを通してBluetooth接続したところ

音声が出ないときには、ストリーミングデバイス側の音声設定を【PCM】にすると解決する場合が多いです。
音が出ない場合の対処を教えてください。(Amazon Fire TV Stick接続時)


プロジェクターとスピーカーを接続して、映像も音声も理想通りに


いかがでしたでしょうか。本日はプロジェクターとスピーカーの接続についてご紹介しました。
プロジェクターとスピーカーをそれぞれに用意して接続することで、映像と音声、どちらもより自分好みの機種を揃えられるようになります。

FunLogyではご購入前の相談も承っていますので、「このプロジェクターにおすすめのスピーカーはどれ?」など、FunLogy製品に関することであればお気軽にご相談ください。

【FunLogy お問い合わせ窓口】

環境や予算に合わせて、ぜひ検討してみてくださいね。
それでは次回もよろしくお願いいたします。


FunLogy
カナ

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