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こんにちは、 FUNLOGYのカナです。
皆様、ご購入された商品に【レビュー】はつける派ですか?
FUNLOGYでは、楽天市場の商品レビューをスタッフ全員で拝見し、一件ずつお返事をしています。
おかげさまで毎日、お客様が製品をどのように使っているのか、どの機能を便利に感じ、どの機能を不便に感じているのかなどを目にしているのですが、その中で見かけたレビューに、このようなものがありました。
「子供の寝かしつけ用に、プロジェクターを購入しました」
拝見して、なるほど!と思いました。確かにプロジェクターには、寝かしつけにぴったりの特徴が多数備わっていると感じたからです。
本日はプロジェクターで子供や赤ちゃんの寝かしつけをするメリット・デメリット、おすすめの製品の選び方をご紹介します。
子供の寝かしつけにプロジェクターがおすすめの理由
子供の寝かしつけとプロジェクターの相性が良い理由には、次のようなものがあります。
- 電気を消してベッドで使えるから、映像を観ながら自然に寝つける
- 光が直接目に入らないから、視力への悪影響が少ない
- おしゃべりが減るから、きょうだいで起こし合わない
- 電源を入れて映像を流すだけだから、お母さん・お父さんも休める
- 映像のバリエーションが無限大で、子供が成長しても使える
それぞれにもう少し、詳しくみていきましょう。
メリット1.電気を消してベッドで使えるから、映像を観ながら自然に寝つける
プロジェクターは光を使って映像を映し出します。そのため、基本的には電気を消して使用するものです。
子供を寝かしつけるときにスマートフォンや絵本を使うと、最初から電気を消しておくことはできませんよね。しかしプロジェクターであれば、最初から電気が消せるのです。
おすすめの使い方は、寝室の電気を消して、プロジェクターの映像を天井または壁に投影。ベッドに寝転んでそれを鑑賞する、というスタイルです。
暗い部屋でベッドに寝転がるという睡眠時の体勢が最初から作れるので、体が自然にリラックスして、眠りに入りやすくなります。
子供が眠ってから電気を消すことにより、光の加減やスイッチの音でうっかり目を覚まして、寝かしつけがやり直しになってしまうこともありません。
メリット2.光が直接目に入らないから、視力への悪影響が少ない
とはいえ、暗い部屋で映像を観るというと「なんだか目に悪そう」「子供の視力が落ちないのかな?」と不安になる方も多いかと思います。
結論から言うと、プロジェクターが目に与える影響は少ないです。
詳細は上の記事でご紹介しているのですが、テレビやスマートフォンといった光を直接見る機器と違い、プロジェクターの映像というのは、あくまでも壁に反射した光を見ているだけ。そのため、意外にも目への負担が軽いのです。太陽を直接見たら眩しいですが、太陽の当たった壁を見ても眩しくないですよね。
注意点としては、プロジェクターのレンズを直接覗き込むのは目に良くないので気を付けましょう。
設置は大人だけで行い、子供が寝ついたら電源を切って、一人で触ってしまわないようにすれば安全です。
メリット3.おしゃべりが減るから、きょうだいで起こし合わない
寝かしつけの難しさがアップする理由のひとつに「きょうだいができた」というものがあります。
一人っ子のときはお母さんやお父さんがベッドに寝かせ、今日あったことを話したり、お話を聞かせたりするだけで寝かしつけることができていた子供が、きょうだいと寝るようになってからというもの、しゃべったりふざけたりしてまったく寝なくなってしまうというケースは珍しくないようです。
おしゃべりはどうしても口を動かすので、眠気を散らしてしまいます。きょうだいではしゃいで楽しくなってしまったら、なおさら寝つけなくなってしまいますよね。
プロジェクターであれば「映像を観る」「映像から流れてくる音声を聞く」行為が中心になるので、一度映像に集中できれば、自然におしゃべりが少なくなっていきます。
片方が眠りそうになっているのに、もう片方が元気にしゃべって起こしてしまうということが減らせれば、寝かしつけにかかる時間が短くなります。
メリット4.電源を入れて映像を流すだけだから、お母さん・お父さんも休める
寝かしつけの方法を調べてみると、多くの方が次のような方法を取っているようです。
- あやしたり、体をさすったりする。
- 抱っこしてうとうとするのを待つ。
- 気分転換に、抱っこして家の中を歩いたり、散歩に出たりする。
- 絵本を読んだり、お話を聞かせたりする。
- 手足を温める。
- 歌をうたって聞かせる。
どれも子供が喜びそうなことばかり。親子で過ごす大切な時間……と言えばその通りなのですが、よく見るとどれ一つとして、お母さん・お父さんが休めていません。
寝かしつけにかかる時間は、平均して30分から1時間程度と言います。共働きの家庭や、上に学校へ通う年齢の子供がいる家庭で、毎日これだけの時間を寝かしつけのために費やすというのは大変なことです。疲れてしまって、本当は何もしたくない日もあるでしょう。
今日はもう何もできない……そんな日は、プロジェクターを繋いで映像を流すだけでもいいのではないでしょうか。
一緒に寝転んで、絵本やアニメの動画を観て、子供を寝かしつけながら大人もぼんやり休めるというのも、プロジェクターならではの強みです。
メリット5.映像のバリエーションが無限大で、子供が成長しても使える
プロジェクターではYouTubeや、Amazon Prime Videoなどのサブスクリプションサービス、自分で撮影した動画など様々な映像が投影できます。
DVDやBlu-rayのディスクと違って、子供の成長に合わせて映像を選べるので「もう○○は観ない」と言い出しても大丈夫。プロジェクターが動く限り、ずっと使い続けることができます。
プロジェクターを寝かしつけに使うデメリット
ここまでは、プロジェクターを子供の寝かしつけに使うメリットに焦点を当ててお話ししてきました。プロジェクターによる寝かしつけは、基本的にはおすすめと言えるでしょう。
ですがもちろん「メリットしかありません」というわけではないので、デメリットも一緒にご紹介します。
デメリット1.アニメが楽しくて目が冴えてしまうことがある
チョイスする映像の問題ではありますが、あまりに好きなアニメなどを見せたせいで、興奮してむしろ寝なくなってしまったという経験をお持ちのお母さん・お父さんは少なくないようです。
アニメや絵本で寝ついてくれないようであれば、プラネタリウムや海の映像など、リラックス路線の映像に変えてみてください。
デメリット2.小さな子供だけで触らせるのはおすすめできない
メリットの中でも少し触れましたが、プロジェクターはレンズから明るい光を発します。そのためレンズを直接覗き込むことは、子供に限らず目に悪影響を与えます。
一瞬見てしまったくらいであれば通常は問題ありませんが、子供だけで電源をつけて、何度も見てしまうのは避けてください。
「レンズを見ちゃダメ」が分かる年齢になるまでは、子供には操作させず、大人だけで設置や起動を行うことをおすすめします。
デメリット3.ファンの音が寝つきを妨げる場合がある
プロジェクターは本体の熱を発散するための排気口があり、ファンが回っています。そのため大なり小なり、稼働中は「フォーン」というような音が聞こえます。
子供によってはこの音が、寝つきを妨げてしまう場合があります。
音に対して比較的敏感な可能性がある場合は、稼働中の音が小さめの機種を選ぶと良いでしょう。製品ページのスペック表に「騒音レベル:○○dB以下」などと記載があれば、それがファンの音の大きさを示しています。
寝かしつけにぴったりなプロジェクターの選び方
それではここまでの話を踏まえて、子供の寝かしつけ用として使いやすいプロジェクターとはどのようなものか、探し方・選び方のポイントを紹介します。
1.明るさは「明るすぎない」ものを
プロジェクターは通常、ルーメン値が高いほど明るく見やすいものとして扱われています。ですが就寝前には、あまり明るすぎる映像を観ると目が冴えてしまいます。
寝かしつけ用プロジェクターであれば、輝度は100ANSIルーメンもあれば十分でしょう。
あるいは明るさを調整する機能を持ったプロジェクターもありますので、そのような製品を買って、画面の明るさを寝室に合わせて調整するという方法もあります。
2.暗い場所でも操作がしやすいものを
ようやく子供が眠ってくれたのに、プロジェクターの電源が切れなくてあたふたしているうちに目を覚ましてしまったら、がっくりしてしまいますよね。
ぱっと電源を切って静かに部屋を出られるように、寝かしつけ用プロジェクターには、できるだけ操作がシンプルなものをおすすめします。
例えば本体のボタン配置が分かりやすいものや、本体に触らなくてもリモコンで操作ができるものなど、自分にとってこれなら使いやすいと感じられる機種を選びましょう。
3.OSは必要に合わせて
プロジェクターにOSが搭載されていると、その機種はスマートフォンのように、インターネットを開いたりアプリをダウンロードしたりすることができます。1台でYouTubeや動画アプリを利用できるので、大変便利です。
ですがOSが搭載されていないプロジェクターでも、Amazon Fire TV Stickなどのストリーミングデバイスを挿し込むことによって、同じようにYouTubeや動画アプリを閲覧することができます。
ストリーミングデバイスはOSがあってもなくても利用できるので、ストリーミングデバイスの接続を考えている場合は、OSの搭載・非搭載はあまり気にする必要がないでしょう。
プロジェクター単体でYouTubeなどを観たい場合は、OSが搭載されている機種を選んでください。
FUNLOGYで選ぶ寝かしつけ用プロジェクター
最後に、FUNLOGYのプロジェクターの中から、寝かしつけ用プロジェクターとしておすすめの3機種をご紹介します。
1. FUNLOGY HOME
1.2kgと軽量な家庭向け小型プロジェクター。
ホワイトとブラックの2色があり、お部屋に合わせてお選びいただけます。
OSを搭載していないので、シンプルな操作が魅力。
おすすめは壁投影ですが、三脚 を取り付ければ天井にも投影が可能です。
2. FUNLOGY X-03
440gのスマートな筒形のボディに、満充電で約2時間投影できるバッテリーを搭載したモバイルプロジェクター。
旅行先やおじいちゃん・おばあちゃんの家で使う機会の多い方におすすめです。
OSを搭載しているので、これ一台でYouTubeなどが鑑賞できます。
ヘッド部分が回転するため、壁投影・天井投影、どちらにも対応しやすくなっています。
3. FUNLOGY Air
壁にぴったりつけた状態でも60インチの大画面を投影できる、超短焦点レンズを搭載したプロジェクター。
寝室が狭く、プロジェクターの設置場所から壁までの距離が取れない場合にも使用できます。
本体が壁の近くに置けるので、レンズと壁の間が狭くなり、必然的に子供がレンズを覗き込みにくくなるという子育て家庭向けのメリットも。
明るさが高いので、子供によっては眩しさが寝つきを妨げますが、使い分ければ大人にとっても贅沢なホームシアターを楽しめるハイスペックな機種です。寝かしつけの際は部屋を真っ暗にせず、画面の光をわざと少し弱めて使うのがおすすめです。
毎日の寝かしつけを時短して、子供との時間をもっと楽しく
いかがでしたでしょうか。本日はプロジェクターを使って子供の寝かしつけを行うことの、メリット・デメリットをご紹介しました。
映像でどれくらい早く寝つけるかは個人差がありますが、もし寝かしつけに使えなかった場合でも、料理中にアニメを見せたり子供向けのYouTubeチャンネルを流したりと、プロジェクターには幅広い使い道が残されています。
寝かしつけは毎日のこと。だからこそプロジェクターが、忙しいお母さん・お父さんの味方になれたら嬉しいです。
それでは、次回もどうぞよろしくお願いいたします。
FUNLOGY
カナ