この記事は約6分で読めます。
こんにちは、FunLogyのkakuです。
今回は「プロジェクターをテレビ代わりにするメリット・デメリット」について実証テストを踏まえてお話していきます。
ご家庭にプロジェクターを導入する際、「テレビの代わりに使えるのか?」「プロジェクターとテレビはどっちが使いやすいのか?」というのは皆さん気になるところだと思います。
なので本記事では、
- プロジェクターをテレビ代わりにするメリット・デメリット
- テレビ番組を映す方法
- 実際にテレビの代わりに使った場合どうだったか
について、弊社商品を使用して、プロジェクターがテレビの代わりになるのかを検証した内容をご紹介します。
プロジェクターをテレビ代わりにするメリット
・手軽に大迫力の映像を楽しめる

なんといってもこれが最大のメリットでしょう!
弊社のプロジェクターになりますが、小型のプロジェクターでも最大100インチ、高性能の機種となると最大300インチの超大画面で投影をすることができます。
日本では100インチ以上のテレビはほとんど販売していないので、家庭で100インチ以上の映像を楽しむにはプロジェクターが最適です。
例えば
・映画を見るなら、映画館のような臨場感を楽しめます。
・スポーツを見るなら、迫力あるプレーにみんなで盛り上がることができます。
・ライブ映像を見るなら、実際にライブ会場にいるような一体感を味わえます。
・ゲームをするなら、そのゲームの世界に入り込んだような感覚になるでしょう。
と使い方はたくさん考えられます。
ぜひ、皆さんで楽しい使い方を見つけてみてください!
・スッキリとしたおしゃれな部屋ができる

テレビを置くとどうしてもスペースを取ってしまいますよね。「正直大きくて邪魔だなぁ……」と思っている人も多いと思います。
プロジェクターであれば映像を壁やスクリーンに映すので、あの大きなモニターが不要になります!圧迫感のあったあのテレビモニターがなくなるだけで部屋はだいぶスッキリ見えるはずです。
プロジェクター本体はテレビに比べてかなりコンパクトですし、使用しないときはしまうことができるので、スペースはかなり広がると思います。
またテレビのデザインが「部屋のテイストには合わないなぁ」と思っている人にも同様におすすめです。プロジェクターはいろいろなデザインの商品があり、自分の好みの商品を選ぶことができます。インテリアとして置くこともできるので、部屋の自由度は高まります。
・持ち運び自由で一台でいろいろな場所で使える

テレビはサイズが大きいため安全面から固定している人も多く、リビング用、自分の部屋用、寝室用などそれぞれ必要な場所に一台ずつ置いている人がほとんどかと思います。
しかしプロジェクターは簡単に持ち運べるので、好きな場所へ自由に移動することができます。つまり、部屋ごとに必要だったテレビがたった一台のプロジェクターがあればよいということになります。特にモバイルプロジェクターなどのバッテリー搭載のモデルは、スマホと同等のサイズの商品もあり外出先でも大活躍します。
・画面の大きさや角度をを調整できるので天井にも映せる

プロジェクターなら投影の大きさも自由に変更することができます。先ほど大画面で投影できる話をしましたが、逆に狭いスペースしかなければ小さく投影することもできるというのも大きなメリットです。
自分の見たい内容や使いたい場所、タイミングによって一台で自在に大きさを変更できるのはかなり便利かと思います。
また投影する角度を調整することも可能です。それにより少し高い位置へ映すことができますし、天井へ映すこともできる機種もあります。
ベッドに横になったとき天井にテレビ画面が映っていたら良いなと思ったことはありませんか?プロジェクターならそんな願望もかなえることができます。
天井に映す方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
プロジェクターをテレビ代わりにするデメリット
・明るい部屋ではやや見にくい
プロジェクターは光を壁やスクリーンへ投影しているので、部屋が明るくなるとぼやけてやや見にくくなってしまう場合がございます。やはり明るさについてはテレビのほうが勝っている点だと思います。
ただ光量が強いプロジェクターであれば昼間でも十分きれいに投影することができます。ご自身の環境に合ったプロジェクターを探してみてください。
・起動に少し時間がかかる
プロジェクターは電源を入れてから立ち上がるのに少し時間がかかります。テレビのようにスイッチを入れたらすぐに映るわけではないので若干不便ではあります。
ですが数秒~数十秒で立ち上がる商品がほとんどなので、慣れてしまえばなんてことないと思います。
テレビ番組を映す方法
ここからはプロジェクターをテレビ代わりにするために必要なものやその方法について紹介していきます。・プロジェクターをテレビ代わりにするために必要なもの
まずは必要なものを確認してみましょう。揃えるものは意外と少なく、簡単に手に入るものばかりです。1.プロジェクター
(タップで商品ページに移動します)
テレビの代わりに映像を投影するために必要です。
ここで注意してほしいのが、プロジェクターだけでテレビ放送を投影することはできないという点です。OS搭載の機器であればアプリをインストールすることでYoutubeやNETFLIXといった動画の再生は可能ですが、テレビ放送についてはできません。
2.テレビチューナーまたはBlu-ray/DVDレコーダー

3.HDMIケーブル

プロジェクターと地デジチューナーやBlu-ray/DVDレコーダーを接続するために必要です。プロジェクターにはHDMIケーブルが同梱されている場合が多いので、購入する前に確認してみましょう。
以上がプロジェクターをテレビ代わりに使用するために必要なものです。他にも音質を上げるためのスピーカーや、よりきれいに投影するためのスクリーンなど色々とありますが、最低限上記3つがあれば問題ありません。
インターネット通販でも家電量販店でも簡単に手に入るものばかりですね!
・プロジェクターの接続方法・投影方法
次に接続方法についてご紹介します。
1.ご家庭のアンテナ端子とテレビチューナーまたはBlu-ray/DVDレコーダーを接続する
2.プロジェクターとテレビチューナーまたはBlu-ray/DVDレコーダーをHDMIケーブルにて接続する
3.プロジェクターを起動し、HDMI出力モードにする。
たったこれだけです。複雑な設定や配線が必要だと思われる方が多いかもしれませんが、実はとっても簡単です。シンプルに言ってしまえば、テレビモニターとプロジェクターを入れ替えているようなものです。
・ランプの寿命時間はなんと10年!

少し前までのプロジェクターでは、水銀ランプという種類のランプを使用していました。この水銀ランプの寿命は約2000時間程度となっています。
仮に1日8時間稼働することを想定すると
2000時間÷8時間=250日≒8か月
わずか8か月で寿命がきてしまうということになります。ですので、常時プロジェクターを稼働するという事はなかなか考えられませんでした。
しかし現在のプロジェクターは、LEDランプを使用しているものが殆どです。ランプ寿命も30000時間と、水銀ランプの15倍になっています。
先ほどと同様に1日8時間稼働することを想定すると
30000時間÷8時間=3750日
3750日÷365=10.27年
なんと10年以上もランプの寿命があるのです。さらに電力使用量もLEDなのでわずかで済み、電気代もお得です。お財布にも優しいですね!
・使用した機器の紹介
テレビの代わりとして使用する条件は揃っていますので、あとは実際に使用してどうなのかと言うところをレビューしてみます。
まず今回使用するプロジェクターについて紹介します。
今回は簡単に持ち運べるサイズのプロジェクターを選んでみました。厚さ3㎝で重さ640gなら、誰でも簡単に設置できそうです。
値段も64,800円(2021.2時点)と、40型のテレビと同じくらいですので、比較するにはちょうど良いかと思います。ここで3000lmってどれくらい明るさなの?という疑問が出てくると思います。
長くなるので詳細については今後別記事にて説明しますが、ざっくり申し上げると弊社で取り扱っているプロジェクターの中では中程度の明るさです。
後ほど写真にて実際の投影画面を紹介しますので、参考にしてみてください。
また今回画面の大きさは100インチなどの大画面ではなく70インチくらいで投影しました。100インチなどの大きな画面は迫力がありますし、大勢で映画を観たりゲームをするととても盛り上がります。
しかしテレビ放送自体大画面を想定した作りになっていないので、大きすぎる画面は違和感があり長時間使用すると少し疲れてしまうように感じます。
さらに今回の検証では部屋にスクリーンを用意して行いました。壁に映して投影することも可能ですし十分きれいなのですが、今回はよりきれいにみるためにスクリーンを使用してみました。
スペースや予算に余裕がある方は、ぜひスクリーンもお試しください。
実際にテレビの代わりに使ってみたらどうだったか
さてだいぶ前置きが長くなりましたが、ここから実際に投影させてみた結果についてお話していきましょう。
・明るい部屋で使えるのか?
こちらが70インチのサイズで投影してみた写真になります。

明るさ3000lmで部屋を暗くすると、これくらいはっきり映すことができます。投影画面の明るさは3000lm程度あれば、照明をつけた部屋でも問題なく視聴できます。
正直なところ昼間などで明るすぎる部屋では少しだけ見づらい場面もありますが、カーテンで遮光すれば視聴することは可能です。
・まるでホームシアター

テレビ放送も大きな画面で見るとドラマや音楽番組などでもいつもと違って見えます。それぞれの世界にどっぷり浸かれますので、ぜひ味わっていただきたいです。
外付けのスピーカーなども接続したら、まさにホームシアターです!一度味わってしまったら、もう小さい画面には戻れないかもしれません。
ホームシアターを作る際の注意点についてはこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
プロジェクターはテレビの代わりになるのか?
今回の検証の結論としては、多少デメリットはありますがメリットがそれを上回っているので、プロジェクターは十分テレビの代わりになるとさせていただきます。今回実証した機種以外にも弊社では様々な機種を取り扱っています。
リーズナブルなモデル、より明るく昼間でもはっきり映せるモデル、壁際にぴったり置いて投影できる短焦点のモデル、天井に映せるモデルなどいろいろな場面に対応できますので、ぜひお気に入りのプロジェクターを探してみてください。
2万円以下なのに高性能!小型プロジェクター FunLogy HOME
投影距離の問題を解決!超短焦点プロジェクター FunLogy Air
天井に映して寝室を快適空間に!90°可動小型プロジェクター FunLogy X-03
その他、様々なプロジェクターをご用意しております!
すべての製品をご覧いただくには こちら から。
もちろん皆さんのご家庭の環境による部分もありますので、必ずテレビの代わりとして機能するとは申し上げられません。
ですが、一意見としてご参考にしていただければと思います。
これを機会に、ぜひ皆さんも挑戦してみてください!
FunLogy
FunLogy 公式サイトを見る
ーーーーーーーーーーー
この記事を読んだ方はこちらの記事も読んでいます。