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こんにちは、FunLogyのカナです。

プロジェクターの映像にとって最も大切なポイント、それは「きれいさ」
迫力のあるライブ映像も、感動する映画も、思い出の動画も、きれいに観られるかどうかで印象は大きく変わってきますよね。

プロジェクターにはスペックがあり、どれくらいきれいな映像を投影できるかという数字上の性能は機種によって変わってきます。
けれど同じくらい、映像のきれいさを左右するのが投影環境です。

投影環境を見直せば、今あるプロジェクターがもっときれいに観られるようになるかもしれません。
本日はそんな、プロジェクターのスペックをより引き出して、今よりもきれいな映像を映す方法をご紹介します。


プロジェクターのきれいさはスペックと投影環境で決まる

プロジェクターで映し出されたオーロラ

初めに、プロジェクターの映像のきれいさを左右する【スペック】と【投影環境】の違いについてお話しします。

1.スペック


スペックとはそのプロジェクターが持っている性能であり、購入後は変えることができません。具体的な例で言うと、

  • 明るさ(ルーメン)
  • 解像度
  • コントラスト比


この辺りがプロジェクターのきれいさを決める要素になります。
ルーメン は光源であるランプの明るさによって決まります。同様に 解像度 、コントラスト比も部品の段階で決定しているため、これらのスペックは自宅での工夫によって上げたり下げたりすることはできません。

スペックは購入前に、ある程度自分の求めるレベルを決めて、それに近い製品を探すのがよいでしょう。

初めてプロジェクターを選ぶときの簡単チェックシート

初めてプロジェクターを選ぶときの簡単チェックシート

 

2.投影環境


反対に、投影環境は千差万別です。プロジェクターが置かれた部屋の数だけパターンがあり、スペックと違って、購入した人の判断に委ねられます。
具体的な例で言うと、

  • 部屋の明るさ
  • 投影する画面のサイズ
  • 投影面は壁かスクリーンか


などなど、この辺りが特にプロジェクターのきれいさに影響を及ぼします。
どんなに高いプロジェクターでも、投影環境が合っていなければ本来のきれいさを発揮することはできません。反対に、安いプロジェクターでも、投影環境を少しだけ工夫してあげることによって、思いがけないほどのきれいさを発揮する場合もあります。

この記事では【投影環境】のほうに着目して、プロジェクターのきれいさを引き出すポイントをご紹介していきます。

部屋の明るさを変えてきれいに

デスクの置かれた部屋

プロジェクターの画面の観やすさを最も左右するのは、投影画面の明るさです。プロジェクターは光によって映像を作り出しているため、構造上「明るい部屋が苦手」と思っていただけるとよいでしょう。
もちろん明るい部屋でも使えるように、明るいランプを搭載した機種もあります。大体400ANSIルーメン以上あれば、明るい部屋でもほとんどの映像を観ることができるようになります。

ただしそれらの機種も、明るい部屋で投影するより、暗い部屋で投影したほうが、本来のきれいさを発揮します。
こちらは同機種を同日、同時刻に同じ場所で、部屋の明るさだけを変えて撮影した画像になります。

左:プロジェクターの真上の照明のみオフ。同室内の3m程度離れた照明、隣室の照明オン。
右:プロジェクターを設置した部屋の照明と、隣室の照明オフ。

プロジェクターFunLogy HOMEを照明のついた状態とついていない状態で比較

撮影機種:FunLogy HOME(100ANSI lm)


色味の違いがお分かりいただけるかと思います。
「プロジェクターの映像の色が薄い」「白っぽく見えてしまい、本来の色が出ていない」などの点が気になるときは、特に明るさを変えることが有効になるでしょう。

明るさを変える方法


部屋の明るさを変えるには、以下のような方法があります。

1.周辺の電気を消す

すでに消している方も多いかもしれませんが、いつも点けたまま観ているという方は最初に電気を消してみてください。プロジェクターを設置している部屋の電気だけでなく、隣の部屋からの電気も漏れてこないように消したりドアを閉めたりすると、より変化を感じられます。

2.カーテンを閉める、遮光カーテンを使う

外が曇っていたとしても、窓から入ってくる光は意外と明るいものです。カーテンを閉めることで、自然の光を遮りましょう。
もしカーテンを閉めても光が入ってくるという場合は、遮光等級が低いのかもしれません。カーテンには遮光の度合いによって1~3までの等級が振られており、1級が最も光を遮ります。遮光性の高いカーテンを使うことで、映像がよりきれいに観えるようになる可能性があります。

3.夜に観る

電気を消しても部屋が明るかったり、カーテンがどうしても閉められなかったりする場合は、夜に同じ場所で投影してみてください。日中よりもプロジェクターの画面がきれいに観えるはずです。


画面のサイズを変えてきれいに

プロジェクターで映像を観る二人の人

プロジェクターの魅力の一つが、画面のサイズを変えられることです。プロジェクターの映像は本体と投影面を近づけるほど小さく、遠ざけるほど大きくなるという特徴があります。
そのため投影サイズは一種類ではなく、このように「50-200インチ」などの幅があります。

FunLogy Plus スペックシート



プロジェクターの画面はかなり大きなサイズまで投影できますが、大きくなるにつれて画面の色合いは薄くなる傾向にあります。
「色が薄く感じる」「ぼやけているように見える」などの点が気になる場合は、サイズを少し小さくすることで色味が濃くなり、くっきりとしたきれいさを感じられるようになります。

投影サイズを小さくする方法


投影サイズを小さくするには、以下のような方法があります。

1.プロジェクターを投影面に近づける

プロジェクターを投影面に近づけると、画面サイズは自然に小さくなります。大画面の楽しみと好みの色合いを両立できるポイントを探してみてください。
また、すべてのプロジェクターには【最短投影距離】があります。例に挙げたFunLogy Plusであれば、50cmより近づけるとピントを合わせることが難しくなるので注意しましょう。
設置後は再度ピントを調整してください。

2.ズーム機能を使う

すべての機種に搭載されている機能ではないのですが、プロジェクターには【ズーム機能】を持ったものがあります。一点、ややこしいのは、プロジェクターにとってのズームは、拡大ではなく縮小を指す場合が多いということです。
投影した状態の画面を100%として、そこから70%のサイズに縮小、といった操作ができます。これがプロジェクターのズーム機能になります。
ズーム機能があれば、本体の設置場所を変えずに画面のサイズだけを変更することができます。

プロジェクターのズーム機能イメージ

 

投影面を変えて画面をきれいに

ホワイトボード

プロジェクターの映像を映し出すスペース=投影面には、様々なものが使われます。代表的なもので言えば白い壁やスクリーンなどです。他にも外壁、テント、キャビネット、カーテン、ロールスクリーンなど、プロジェクターの映像は意外と色々な場所に投影できます。

しかしながら、もちろん「きれいに観る」ために適した素材というものはあります。
「映像が粗く見える」などの点が気になる場合は、投影面を変えることで解決するかもしれません。

映像がきれいになる、おすすめの投影面


映像がきれいに観える投影面は、以下のようなものです。

1.凹凸のない白い壁

ざらつきや模様、凹凸のない壁ほど、プロジェクターの映像を映すのに適しています。反対に言うと、壁に凹凸がある場合は、プロジェクター本来のスペックが発揮できていないかもしれません。
色味もできるだけ白に近い壁紙のほうが、きれいに映ります。詳しくはこちらの記事でも紹介しています。

自宅の壁にプロジェクターを投影!最適な色や素材、注意点とは?

 

2.スクリーン

プロジェクターの映像が最もきれいに観えるのは、スクリーンに投影したときです。初めから用意する必要はないかもしれませんが、プロジェクターを使っていく中で「もう少しグレードアップしようかな」と思ったときは、スクリーンを購入してみるのもおすすめです。
スクリーンには自立するもの、天井から吊り下げて設置するもの、画鋲などで設置する簡易的なものなど様々な種類があります。FunLogyでは工事の不要な 自立式簡易式 のみお取り扱いしています。

一点、注意としてプロジェクターが 超短焦点レンズを搭載したもの である場合、通常のスクリーンを使用すると、かえって映像が歪んでしまいます。超短焦点プロジェクターは基本的にスペックが高めに作られており、輝度やコントラスト比も十分なものが多いので、合わないスクリーンを用意するよりも白い壁へ投影したほうがずっときれいに観えます。
超短焦点プロジェクターにスクリーンを使用する際は、超短焦点専用のスクリーンを購入しましょう。


投影環境にひと手間加えて、今あるプロジェクターをよりきれいに


いかがでしたでしょうか。本日は今持っているプロジェクターの映像をよりきれいに観るための、投影環境についてご紹介しました。
すべてを実践することはできないかもしれませんが、もしまだ試したことがなく、すぐに実践できそうなものがあれば、ぜひ参考にしていただければと思います。

近年のプロジェクターは性能が良いので、少しの環境の違いが、期待以上にきれいな映像を映し出します。
ぜひお手持ちのプロジェクターを使って、ワンランクきれいになった映像を楽しんでくださいね。

それでは、次回もどうぞよろしくお願いいたします。


FunLogy
カナ

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