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こんにちは。FunLogyのぐりです。

今日は一人暮らしでもできるホームシアターの作り方についてご紹介します。

 

ホームシアターの環境があれば、映画館の特別な空気感を自宅で味わうことができます。そのため、一人暮らしの部屋でホームシアターを作りたいと考えている人もいるかもしれません。

 

その一方で、

「ホームシアターを一人暮らしで作るのは大変そう…」

「そもそも大きいテレビを置く空間もないし、ホームシアターを作るスキマがない…」

といった悩みを抱えて、なかなか一歩を踏み出せないという方もいるでしょう。

 

実は、ホームシアターを作ることは一人暮らしでも十分に可能です。この記事では状況に応じたレベル別ホームシアターの作り方をご紹介しますので、ご自身の環境にあったホームシアターづくりを考えてみてくださいね。

 

ホームシアターを作るために必要なもの

プロジェクターを楽しんでいる様子

まずホームシアターに必要なものを紹介します。

 

 プロジェクター

プロジェクターは映像を投影するための機械です。テレビでも十分にホームシアターの環境は作れますが、特別な空気感づくりにはプロジェクターの存在が欠かせません。

 

また、プロジェクターがあれば、お部屋のサイズにあまり影響されずにホームシアターを楽しめるといったメリットもあります。詳しい理由は後ほど紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

 

 スピーカー

サウンドバー FunLogy SOUND3

スピーカーは音を流すための機械です。一言でスピーカーといっても、ワイヤレス型やサラウンド型など種類に応じて違うものが用意されています。たとえば、1つのスピーカーを使ったモノラル環境では音の聞こえる方向が1つに限られるため、映画の臨場感が少し抑えめになってしまいます。

 

一方で、2つのスピーカーを使った「ステレオ環境」や、多くのスピーカーを活用した「サラウンド環境」であれば、まるで映画館のように音の奥行きや臨場感を出しやすくなります。

 

高音や中音、低音など出せる音の傾向や強みも違うため、一人暮らしで充実したホームシアター環境を作るときはスピーカーの性能を追求してみるのもおすすめです。

 

 スクリーン

スクリーン

スクリーンとは、映像を映すための垂れ幕のようなもの。プロジェクターと合わせて活用することで、まさしく映画館のような環境を作ることができます。一人暮らしの環境で本格的なホームシアターを作りたいと考えている方は必見のアイテムです。

 

スクリーンには壁に掛けるタイプや自立するタイプ、天井に設置するタイプなどいくつかの種類に分かれています。住居環境に応じてサイズなどを選べるため、一人暮らしにも最適なホームシアター向けスクリーンを探してみましょう。

 

ホームシアターを作る時にありがちな問題

悩んでいる女性

ホームシアターを諦めてしまう要因や疑問について解消していきます。

 

スペースが取れないかもしれない

一人暮らしをしている人がホームシアターを作るとき、「スペースが取れない」という問題で頭を悩ませるケースも多くなっています。特に、お住まいの環境が手狭の場合は「ホームシアターを作るのなんて無理かもしれない」と考えがちです。

 

しかし、設置するスペースが少なくても、ホームシアターを作ることは十分に可能です。近年では優秀な小型スピーカーが登場しており、映画館のような臨場感あふれる音響を作り出すことができます。

 

また、超短焦点プロジェクターを使えば「投影する距離が足りない問題」も解決してくれます。スクリーンの保管場所や管理が大変ということであれば、お家の壁に映写するだけでもホームシアターを楽しめる環境づくりは可能です。

 

隣人に迷惑がかかるかもしれない

しっかりとしたホームシアターを作る場合は、音響にもそれなりに気を配る必要があります。「大音量で音を流しているとご近所迷惑になってしまうかも」と、ホームシアターを見ている途中に不安になる方も少なくありません。

 

隣人へ迷惑をかけたくない方は、消音・防音対策を取り入れることをおすすめします。吸音スポンジなどを使えば、豊かな響きのある音響環境を楽しみつつ周囲への音漏れを防ぐことも可能です。

 

「もしかしたら周りの人は我慢しているのかも」と不安になる方でしたら、ネックスピーカーを使って小音量でホームシアターを楽しむのもポイントです。

騒音問題についてはこちらの記事で詳しく触れているので、気になる方はご参照ください。

天井から吊り下げられたプロジェクター

賃貸物件でもホームシアターを諦めないで!設置方法や防音対策を知ろう

 

費用が高いのでは?

充実したホームシアターを作るには一定のコストがかかるため、「全部揃えたら何十万円もするのでは?」と不安になる方もいます。

 

しかし、一人暮らしのワンルームなら、ホームシアター環境を揃えるコストを数万円程度に抑えることが可能です。大きめのテレビを設置するよりも安いコストでホームシアターを導入できるため、かかる費用を比較してみることをおすすめします。

予算についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご参照ください。

プロジェクターのある部屋

ホームシアターで自宅を極上空間に!予算や注意点を解説します

 

レベル1 プロジェクターのみでも楽しい

プロジェクターで投影している様子

一人暮らしの環境にホームシアターを導入する場合は、まずプロジェクターの購入からはじめて見るのもポイントです。プロジェクターのみでも十分に映画を楽しめるため、ホームシアターの空気感を味わうことができます。

 

もちろん、「足りないな」と感じればスピーカーやスクリーンを買い足せばOK!プロジェクターのみでホームシアターを作るメリットを見ていきましょう。

 

大画面で映るだけでも感動

プロジェクターを導入するだけでも十分にホームシアターを楽しむことができます。プロジェクターを使えば、迫力のある映像を大画面で観賞することが可能です。液晶テレビなどの大型サイズでも通常50インチ前後ですが、プロジェクターを使えばより大きなインチ数で映像を楽しむこともできます。

 

一人暮らしの部屋に60インチの画面があるだけでも、かなりの迫力を感じ取れるでしょう。

 

OS内蔵型なら再生プレイヤーすらいらない

OS内蔵型プロジェクターとは、スマートフォンのようにいくつかのアプリを導入することで、YouTubeNetflixといった動画配信サービスを利用できるモデルです。各サービスと契約していれば、自宅の大画面でYouTubeの動画やNetflixの映画を楽しむことができます。

 

もちろん、プロジェクター1つで映像を再生できるため、読み込み機器などは必要ありません。

 

移動が簡単

大画面に映像を映し出せるプロジェクター自体は、本体サイズがとてもコンパクトになっています。プロジェクターだけでホームシアターを楽しむのであれば、いつでも簡単に本体を持ち運ぶことが可能です。移動が簡単になるため、ホームシアターを楽しむ場所はどこへでも変えることができます。

 

レベル2 プロジェクターとスピーカーを合わせると迫力が違う

スピーカーを調整している様子

プロジェクター単体だけでは、映像面で満足できても音響にいくつか物足りなさを感じてしまう方もいます。そこで、もし予算やスペースに余裕があるのであれば、スピーカーの設置を検討してみるのもポイントです。

 

プロジェクターとスピーカーを合わせたときのメリットをご紹介します。

 

音が変わると臨場感が高まる

近年ではプロジェクター本体の音質も改善されつつありますが、やはり専用のスピーカーには敵いません。映画やライブ映像を本格的に楽しむ目的でホームシアターを作る場合は、スピーカーを導入することでグンと臨場感が変わります。

 

また、サラウンド型であれば部屋全体が音に包まれ、立体感のある音響を楽しむことも可能です。まさしく映画館のような空間を作り出すことができます。

サラウンドスピーカーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

サラウンドスピーカー

対応フォーマットとは?サラウンドで自宅の映画鑑賞を楽しもう

 

ネックスピーカーなら耳元だけ

ネックスピーカーとは、首元にかけるネックレスのようなスピーカーモデルのこと。耳元で音を楽しめるうえに、イヤホンのような装着感・圧迫感を感じることはありません。隣の部屋にも響きにくいため、ある程度の大きなサウンドでホームシアターを楽しむことができます。

 

また、一般的なヘッドフォンやイヤホンに比べて音が広がって聞こえる臨場感もメリットの1つです。

 

レベル3 プロジェクターとスピーカーとスクリーンを合わせてより上のステージへ

スクリーンが設置されている部屋

一人暮らしの部屋で本格的なホームシアターを目指す場合は、「プロジェクター+スピーカー+スクリーン」の3つのアイテムを掛け合わせることをおすすめします。多少の手間やコストはかかってしまいますが、それに見合うだけのメリットがあるのは間違いありません。

 

スクリーンを導入するメリットについて見ていきましょう。

 

スクリーンに映すと見やすさが違う

プロジェクターの映像を壁に映し出すと、まれに壁の色や材質、凹凸の影響で映像が見づらくなってしまうことがあります。そのせいで映像に集中できず、映画の迫力があまり感じられないことも…。そこで、ホームシアター向けのスクリーンを使ってみましょう。

 

映像が映し出されることに特化したスクリーンを使えば、壁の材質や色を気にする必要はありません。映像の見やすさや迫力が大きく変わるため、ホームシアターで映像の見やすさを追求する場合はスクリーンの用意をおすすめします。

 

まるで映画館に来ているみたい

一人暮らしでスクリーンを導入する何よりのメリットが、まさしくホームシアターを再現できる点です。映画館に来たような気分を味わえるため、満足の行くホームシアターを楽しむことができます。

 

また、ホームシアターはあなただけの映画館です。映画館には自分しかいないため、好きなものを食べたり、途中で止めたり、眠気を感じれば自由に眠ることもできるでしょう。

 

「本物の映画館に行くよりもホームシアターの方が快適」と感じる人もいます。本格的な映画館づくりを考えている場合は、スクリーンやプロジェクター、スピーカーといったアイテムの導入を考えてみてくださいね。

 

自分だけの夢の空間を作りましょう!

ホームシアターは一人暮らしでも気軽に始めることができます。プロジェクター1つでも映像を楽しめるほか、スピーカーやスクリーンを導入すれば本格的なホームシアターを作り出すことも可能です。

 

スペースや予算に合った機材を揃えて、自分だけの夢の空間を作ってみてはいかがでしょうか?

 

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