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こんにちは、FunLogyの山川です。

前回の記事【 スピーカーに使われる素材の材質を解説!材質ごとの音への影響も 】はお役に立ちましたでしょうか?

今回も引き続き、スピーカー用語のお話です。


スピーカーには【パッシブスピーカー】【アクティブスピーカー】という大きな区分があります。これから新しくスピーカーを購入しようとする人にとっては、この2つのスピーカーの違いがわからない場合もあると思います。

この記事ではパッシブスピーカーとアクティブスピーカーの違いを説明します。また、それぞれのメリットについても紹介いたしますので、ぜひ参考になさってくださいね。

 

パッシブスピーカーとは

パッシブスピーカーを机に置いている部屋


パッシブスピーカーとはアンプを搭載していないスピーカーのことです。そのため、外部にアンプを接続して音量の調整などを行うように作られています。直接パソコンなどに接続しても音量の設定ができないか、全く音が出ない場合もあります。


パッシブスピーカーを使用する場合には、音量などを調節する機能を持たせるために、必ずアンプに接続して使用する必要があります。

アンプとは

スピーカーが大きい音量を出すためには、多くの電力が必要になります。この電力の調整の役割を持っているのがアンプです。
スピーカーからの信号を人間の耳に聞こえる音量に変換・増幅する機能がアンプにはあるので、アンプの性能次第でスピーカーの音が大きく変わってきます。

スピーカーのアンプ部分


なぜわざわざ別途アンプが必要となるパッシブスピーカーを購入する必要があるのでしょうか?
まずはパッシブスピーカーのメリットについて説明します。

メリット

パッシブスピーカーのメリットは、


1.出力が大きい
2.音質が良い
3.カスタマイズができる


という3つの点です。
それぞれのメリットについて説明します。

出力が大きい

1つ目のメリットは、出力が大きいという点です。パッシブスピーカーはアンプを通して音を出すため、アンプ内蔵型のアクティブスピーカーより音量が大きくなります。

音質が良い

2つ目のメリットは、どんな音域でも音質が良いということです。出力が大きく、大きい音が出るということは、逆に小さく繊細な音も表現できるということになります。そのため広い音域を良い音質で発声することが可能になります。

カスタマイズができる

3つ目のメリットは、自分好みの音にカスタマイズができるという点です。アンプとスピーカーが別々なので、スピーカーだけを新調したり、アンプを入れ替えたりといったカスタマイズが自由にできます。購入当時は資金が足りなくても、貯金をしてよりよいものに変えていくといったことができるのはメリットです。


パッシブスピーカーを置いたテーブル

パッシブスピーカーの種類

パッシブスピーカーには様々な種類の商品があります。ここではブックシェルフ型、トールボーイ型、フロア型の三種類について紹介します。

ブックシェルフ型

本棚

ブックシェルフは本棚という意味です。ブックシェルフ型とは、その名前の通り本棚に収納できる小型のパッシブスピーカーを指します。本棚に置きやすい長方形の形をしているものがほとんどで、インテリアとしての要素が強く、おしゃれなスピーカーが多いです。

一般的に大きいサイズのスピーカーになるほど出力が大きく、低音などの迫力がしっかり表現されます。EDMやロックなど、低音が強調されるジャンルの音楽を聞く方におすすめのモデルです。

トールボーイ型

次に紹介するのが、トールボーイ型のパッシブスピーカーです。トールボーイ型は床に設置するものがほとんどです。高さがあり一般的には筐体が大きいものが多いです。そのため複数のスピーカーユニットを搭載しており、低音を豊かに再生できます。

細やかな音の表現が可能なので、臨場感のある映画の鑑賞、ライブ映像の再生などにおすすめのモデルです。

フロア型

最後に紹介するフロア型も床に直接置くタイプのスピーカーです。サイズが大きいので設置するのに十分なスペースがある場合に適しています。筐体の大きさがある分、大きなスピーカーユニットを備えているので、迫力のある音を再現することができます。

フロア型のスピーカーを選ぶ際には、アンプにもしっかりとこだわる必要があります。どちらにも費用や設置場所を惜しまないという方におすすめのモデルです。

パッシブスピーカーの選び方

それでは様々なパッシブスピーカーの中でどのような点を基準にして選んだらいいかを説明します。

パッシブスピーカーを選ぶ基準には、サイズ、W数、インピーダンス、端子数という4つの点があります。それぞれの基準について説明します。

サイズ

パッシブスピーカーにはタイプごとにサイズが異なり、大きなものでは1メートル以上になるものもあるので、実際に目で見てそのサイズを確認したほうがよいでしょう。

パッシブスピーカーの場合はスピーカーだけでなくアンプも設置しなければならないので、設置場所に十分なスペースがあることや、設置した上で音を聞くための適切な距離を保てるかという点にも気をつけましょう。

W数

スピーカーが使用する電力はWで表されます。W数が大きいほど出力できる音も大きくなります。また、大きい音が出せるということは小さく繊細な音もより表現できるということになります。

W数で迷っている方は、なるべく大きなW数に対応しているスピーカーを選ぶようにしましょう。

インピーダンス

インピーダンスはスピーカーに流れる電気抵抗のことです。Ωという単位でスピーカーとアンプに記載されています。このインピーダンス数がアンプのインピーダンス数と適切な数値になっているかを確認しましょう。


インピーダンスが小さいほど大きな電流が流れるので、アンプよりも大きなインピーダンス数のスピーカーを選ぶのがおすすめです。


インピーダンスについてはこちらの記事でさらに詳しく解説していますので、気になった方はぜひご覧ください。

インピーダンスとは?スピーカーを選ぶ際重要な用語について解説

インピーダンスとは?スピーカーを選ぶ際重要な用語について解説

 

端子数

最後に確認する点は、端子の種類と数です。アンプとスピーカーを接続する端子は一般的には1つですが、製品によっては高域、中域、低域と分けて接続するものもあります。接続する際に適切な設置ができるかといった点でもしっかり見ておきましょう。

アクティブスピーカーとは

パッシブスピーカーに対して、アクティブスピーカーとはスピーカー内部にアンプを搭載している製品です。スピーカー本体に音量調整をするためのツマミがついているもので、それによって音量などの調整をすることができます。


2021年5月現在、FunLogyでお取り扱いしているスピーカーも、すべてこのアクティブスピーカーに分類されます。
(一部、FunLogy IMPACT などパッシブとアクティブをひとつの製品内で役割分担しているような製品もございますが、どれも【アンプの別途購入や接続が必要ない】という意味で、アクティブスピーカーと考えていただいてしまってよいかと思います。)


アンプが内蔵されることで、スピーカーだけで利用できますが、外付けアンプを利用した場合に比べて音質のカスタマイズ性や音量の点で劣ってしまう可能性が高いという注意点があります。その点を踏まえて、アクティブスピーカーのメリットを説明します。

アクティブスピーカー FunLogy BASS

メリット

アクティブスピーカーのメリットは4つあります。


1.場所を取らない
2.接続が簡単
3.費用を抑えられる
4.製作者の望む音が再現できる


という点です。それぞれのメリットについて説明します。

場所を取らない

1つ目のメリットは、場所を取らないという点です。アクティブスピーカーに搭載されているアンプは効率が高いように設計されており、非常に小型ながら大きい音量を出力することができるようになっています。


そのため、アクティブスピーカーの本体サイズもパッシブスピーカーと比べて変わらない程度か、商品によってはより小型のものも販売されています。これによって、スピーカーだけを置くスペースがあれば設置できるので、一人暮らしの部屋などでも気軽に使うことができます。

接続が簡単

2つ目のメリットは、接続が簡単である点です。パッシブスピーカーの場合にはアンプとスピーカーの接続やアンプとプレーヤーとの接続といった構成にする必要があるため、接続に関する知識が必要になります。

アクティブスピーカーを置いた机
一方でアクティブスピーカーはスピーカーとプレーヤーをつなぐだけで音を出すことができるので、初心者にも優しく購入してすぐに使うことができます。

費用を抑えられる

3つ目のメリットは、購入する際の費用を抑えることができる点です。アクティブスピーカーはアンプを別途購入する必要がないため、その分費用を抑えることができます。


アンプの性能分アクティブスピーカーが高価になりそうですが、アンプに使用される筐体やその他の材料をそのまま費用として無くすことができるので、比較的安価で購入することができます。

製作者の望む音が再現できる

4つ目のメリットは、メーカーなどの製作者が望んだ音をそのまま再現することができる点です。アンプを用いる場合には、スピーカーのメーカーが良いとしている音を作った環境と、実際にユーザーが音を再生するときの環境が異なる場合が多いです。


パッシブスピーカーは、アンプの組み合わせを自由にできる
というメリットがありますが、一方で製作者の意図しない環境下で意図しない音をユーザーが出してしまうことにもなります。例えば中音域を売りにしたスピーカーであっても低音域を強調するアンプやアンプの設定にしてしまえば、スピーカーの良さが消えてしまいます。


これに対してアクティブスピーカーは、スピーカーにアンプが内蔵されているので、それ自体で音質や音を再生する環境ができあがっています。これは製作者が音を再生するときの環境とユーザーが音を再生するときの環境が同じに近いと言えます。


このため、基準となる音を作るための環境が必要な音楽制作の現場では、モニタースピーカーというアクティブスピーカーが使われます。これもアンプとスピーカーの組み合わせによる再生環境のばらつきを無くすための工夫です。

パッシブスピーカーとアクティブスピーカー、それぞれのメリットを一覧で


パッシブスピーカーとアクティブスピーカーそれぞれのメリットをまとめると以下のようになります。

パッシブスピーカーとアクティブスピーカーそれぞれのメリット一覧表

いかがでしたか?パッシブスピーカーとアクティブスピーカーの違いや、メリット・デメリットについて理解できたと思います。
自分がスピーカーに求めている環境や音質を踏まえた上で、どちらのスピーカーが良いか判断して購入しましょう!


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