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こんにちは、FUNLOGYの山川です。
今回のテーマは【完全ワイヤレスイヤホン】について。

スマホの普及やサブスクブームによる音楽環境の発展によって、イヤホンを利用するシーンは数年前に比べて格段に増えていますね。通勤・通学のお供であったり、ランニングなどのスポーツをする際に利用したりする人も多くいます。

最新のイヤホンが日々発売されていますが、中でも完全ワイヤレスイヤホンと呼ばれるタイプが非常に人気を博しています。最新型のiPhoneではイヤホンジャックが廃止されるなど、ワイヤレスイヤホンで音楽を視聴するということが当たり前になってきつつあるのを感じます。

そんなワイヤレスイヤホンの中でもさらに「完全」とつくワイヤレスイヤホンには、どのような特徴があるのでしょうか。ワイヤレスイヤホンとの違いや使い方について、最初に知っておくと便利な知識をこの記事で紹介いたします。


完全ワイヤレスイヤホンとは

完全ワイヤレスイヤホンをつけた人

完全ワイヤレスイヤホンとはワイヤレスイヤホンの一種で、音楽プレイヤーとイヤホンをつなぐケーブルがないだけでなく、左右のイヤホンをつなぐケーブルもないものを指します。

左右独立型イヤホン、TWS(True Wireless Stereo) 、トゥルーワイヤレスイヤホン、フルワイヤレスイヤホンなどとも呼ばれ、Bluetooth という通信規格を利用してプレイヤー本体、左右のイヤホン同士を接続しています。


ワイヤレスイヤホンとの違い

ワイヤレスイヤホンとトゥルーワイヤレスイヤホンの違い

それでは完全ワイヤレスイヤホンは、通常のワイヤレスイヤホンとどのように違いがあるのでしょうか。分かりやすい違いとして、イヤホン同士をつなぐ線の有無、バッテリーの持ちという2点から説明します。

1.イヤホン同士をつなぐ線の有無


以前はワイヤレスイヤホンといえば、オーディオプレーヤー本体とイヤホンをつなぐケーブルがないだけのモデルを指していました。左右のイヤホン同士をつなぐケーブルは首の後などに回して視聴するというモデルで、こちらもワイヤレスイヤホンと呼びます。

ワイヤレスイヤホン

一方で、完全ワイヤレスイヤホンはこの左右のケーブルもないことから「完全」という用語が付いています。このようにケーブルがないことで、断線の心配やコードが絡むストレスからも開放されます。この使い心地は使った人にしか分からないと言われるほど快適なものなので、まずは完全ワイヤレスイヤホンを使ってみる、というのもおすすめです。

2.バッテリーの持ち


通常のワイヤレスイヤホンとのもう1つの違いは、バッテリーの持ちです。完全ワイヤレスイヤホンは、左右の小さなイヤホン一つひとつにバッテリーが搭載されているため、本体のバッテリー容量は基本的に少ないです。

それと比べて通常のワイヤレスイヤホンは、左右を結ぶケーブルに操作ボタンとバッテリーが搭載されているものが多く、容量の大きいバッテリーを搭載している場合が多くあります。長時間ワイヤレスでイヤホンを接続する必要のある方は、完全ワイヤレスイヤホンではバッテリー不足になってしまう場合があるので、最大使用時間などのスペックをあらかじめ確認しておきましょう。


完全ワイヤレスイヤホンの使い方

完全ワイヤレスイヤホンを使う人

それでは完全ワイヤレスイヤホンはどのように使ったらいいのでしょうか。主な完全ワイヤレスイヤホンの接続方法を説明します。

接続方法


接続方法はオーディオプレーヤーやスマホなどの種類と、完全ワイヤレスイヤホンの種類にもよりますが、主な方法としては、

1.プレイヤーのBluetoothをオンにする
2.完全ワイヤレスイヤホンの電源を入れる
3.プレイヤーで完全ワイヤレスイヤホンを認証する

という手順になります。

1.プレイヤーのBluetoothをオンにする

スマホや音楽プレイヤーなどの設定画面からBluetoothをオンにします。この際、接続する完全ワイヤレスイヤホンが近くにないと設定できないので同じ場所に持ってきておきましょう。

2.完全ワイヤレスイヤホンの電源を入れる

次に完全ワイヤレスイヤホンの電源を入れます。ほとんどの完全ワイヤレスイヤホンは、ケースから取り出すと電源が入るようになっています。その後、最初の設定のときにはペアリングという作業が必要になります。

ペアリングは完全ワイヤレスイヤホンをプレイヤーに登録するための作業で、イヤホン側をペアリングモードにすることで可能になります。電源ボタンの長押しや、音量ボタンの長押しなどでペアリングモードになる機種が多いですが、説明書には必ず記載があるのでそれを参照してください。

3.プレイヤーで完全ワイヤレスイヤホンを認証する

最後に、スマホやプレイヤーのBluetooth設定画面から表示されている完全ワイヤレスイヤホンの機種名を選択し、「接続しました」といったメッセージが表示されるかを確認します。

ここで機種名が表示されない場合は、完全ワイヤレスイヤホンがペアリングモードになっていない可能性があるので、もう一度LEDの点灯や説明書を確認してやり直してみましょう。

片耳でも使用可能な通話向きのモデルがある


完全ワイヤレスイヤホンには片耳だけでも使用できるモデルがあります。もともと片耳だけで通話に特化したモデルもありますが、両耳のタイプでも片耳使用をすることができます。

この場合は、片耳だけケースから取り出してプレイヤーやスマホと接続します。無事に接続ができると、モノラルサウンドで片耳だけペアリングができていると思います。

音楽の場合、通常は左右の音が別々に振られていますが、音声通話をする場合などには左右の音に変化はないので、片耳だけで十分でしょう。片耳はイヤホンをして、片耳を開けることで周囲の音を聞くことができるので、運転をしながら会話をするといった場面でもこのような片耳利用をすることができます。


完全ワイヤレスイヤホンのメリット

白い完全ワイヤレスイヤホン

完全ワイヤレスイヤホンには多くのメリットがありますが、その中でも特に便利さを実感できるものとして、

  • ケーブルレス
  • 充電のケースの活用による長時間使用
  • マイク機能


について説明します。

1.ケーブルレス


完全ワイヤレスイヤホンの最も大きいメリットのひとつが、ケーブルレスであることです。通常のワイヤレスイヤホンとの違いにもあるようにケーブルがまったくないという爽快感は、実際に使用してみないと分からないことなので、ぜひ一度体感してみることをおすすめします。

ケーブルがないと紛失する恐れがあると思われる方もいますが、実際に耳から外れたときには音が途切れたり、再生が停止するモデルがほとんどです。そのため、耳からはずれた瞬間に気づけるので、使用後にケースにしまう習慣さえ忘れなければ紛失することはありません。

2.充電ケースの活用による長時間使用


完全ワイヤレスイヤホンはイヤホン単体だけのバッテリーのため、使用時間が短く表示されてしまいがちですが、実はケースが充電器の役割をしているため、イヤホンを収納するケースを利用することで、使用時間を大幅に増やすことができます。

一度の使用で3時間以上、連続して音楽などを聞き続けるということは少ないので、完全ワイヤレスイヤホンを外すたびにケースに収納すればバッテリーが切れる心配はありません。

3.マイク機能


最後のメリットとしては、マイクを搭載しているモデルが多いため、マイクによる通話もできるという点です。完全ワイヤレスイヤホンにスマホを接続する方は非常に多いため、電話がかかってきたときもそのままマイクを利用して電話に出られるというのは非常に便利です。

通話に関する操作法はイヤホンの機種によって様々ですが、多くの完全ワイヤレスイヤホンではそのまま通話をすることができます。操作に慣れれば有用な使い方ができる他、突然の電話に慌てないためにも、ぜひ確認してみてください。


完全ワイヤレスイヤホンで、音楽を聴く時間はもっと快適になる


いかがでしたか?完全ワイヤレスイヤホンの特徴や使い方とメリットについて理解できたと思います。便利な完全ワイヤレスイヤホンを利用して素敵なイヤホンオーディオライフを送っていきましょう。


FUNLOGY
山川

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