こんにちは、FunLogyの山川です。
皆様【TWSスピーカー】はもう使ったことがありますか?

近年、ワイヤレススピーカーは無線技術の発展により、どんどん便利な製品が発売されています。その中でも注目すべき機能が「TWS」と呼ばれる機能です。

FunLogyでも先日ついに、このTWS機能を搭載したポータブルスピーカー【FunLogy Portable】を発売しました。

ポータブルスピーカー FunLogy Portable

TWS機能があると、何ができるのか?
一言で表すなら「1台のデバイスと2台のスピーカーを無線接続して、デバイスの音楽を2台のスピーカーから同時再生する」ことができます。

2台のポータブルスピーカー FunLogy Portableを1台のスマートフォンとTWS接続している


この記事ではTWSの特徴やメリット、TWSを使う際の注意点について、TWSとは何なのかという基本のポイントから解説していきます。

TWSとは?何ができるのか


TWSとはTrue Wireless Stereo(TWS)技術の略で、完全ワイヤレス接続をするイヤホンやスピーカーを指します。
かつて、スピーカーの多くはアンプやプレーヤーに有線で接続して利用するのが、イヤホンでも同様にプレーヤーと有線接続をするのが当たり前でした。

かつて主流だった有線イヤホン

スマートフォンにもほとんど必ず「イヤホンジャック」がありましたよね。


しかしBluetoothを初めとした無線技術の発達により、近年ではプレーヤーやアンプなどとの有線接続をせずとも、無線によって接続できる機器が多くなってきています。
同時に、左右それぞれのスピーカー同士の接続も無線で行うことができるようになりました。

この左右が無線によって独立しているという状態がTWSと定義されています。

そんなTWSを利用して2台のスピーカーで音楽を再生した場合、1台のスピーカーでの再生と、一体何が違うのでしょうか?

スピーカーがそれぞれLとRの役割に分かれる


音楽には【モノラル音源】と【ステレオ音源】があります。
イヤホンなどで音楽を聴いている際に、左のイヤホンと右のイヤホンから聞こえる音がそれぞれ違うことがあるでしょう。あれがステレオ音源です。
楽曲に立体感を持たせるために、あえて音を左右に振り分けて収録されています。現代ではほとんどの曲が、ステレオ音源で作られています。

そのステレオ音源を、ステレオ音源に対応するイヤホンで再生している場合に、左右で異なる音が聞こえるようになります。
スピーカーにもステレオスピーカーという種類があり、1台の筐体の中に2機のスピーカーユニットが入っていて、音を左右に振り分けて再生します。

ステレオスピーカー 内部に2つのスピーカーユニットが見える
逆に音を振り分けず、すべての音が1ヶ所から同じように聞こえる音源をモノラル音源といいます。
同じく音を1ヶ所からしか再生しないスピーカーが、モノラルスピーカー(またはモノラルイヤホン)です。

TWSによって2台のスピーカーから音楽を流した場合、音源がステレオ音源であれば、スピーカーが自動的にLとRに役割を分担します。
音を振り分けることのできないモノラル再生のスピーカーであれば、音を振り分けられるステレオ再生が可能に。元からステレオ再生のスピーカーであれば、さらに厚みのある音の再生が可能になります。

サラウンドに近い臨場感を手軽に体験することができるので、映画やライブ映像を観る方や、クラシックなどの重厚感のある音楽を好んで聴く方には特におすすめです。

動画でTWSを聴いてみよう


こちらの動画で、実際に2台のFunLogy Portableを使用したTWS接続の様子を聴いていただけます。1台で再生 5:40頃~
2台で再生(TWS) 9:10頃~

ぜひ印象の違いを聴いてみてください。

TWSスピーカーを選ぶメリット


音楽の臨場感をアップさせることができるTWSスピーカー。ですが、大前提として2台購入しない限りは使わない機能だということもあって、購入を迷う方もいらっしゃるかと思います。

結論から言えば、TWSはあって困ることはありません
TWS機能のついたスピーカーと、ついていないスピーカー、2台で悩んだときにTWSスピーカーを購入するメリットをご紹介します。


1.もちろん1台でも使える


1つ目のメリットは、TWS機能があっても、通常通りのワイヤレススピーカーとして1台で使用できるという点です。
TWSの機能は無線で2つのスピーカーを接続できるというものですが、これはあくまで2台あればさらに臨場感をアップできるという追加の機能なので、1台のスピーカーでは使用できないという意味ではありません。

1台のスピーカーで使用し続けるもよし、いずれ2台目を購入するもよし。普段は1台で使用しているけれど、映画を観るときだけ2台にするなど、柔軟な使い方ができます。


2.ワイヤレス接続が約束されている


2つ目のメリットは配線が必要なく、Bluetooth接続で簡単に使うことができるという点です。
ケーブルを繋ぐ必要がないというのは、ワイヤレススピーカーの最も重要なメリットでしょう。

TWSスピーカーでは左右を接続する配線すら必要ないので、部屋のどの場所にも本体を置くことができます。
スピーカーは配置によって音の聞こえ方が変わるので、配置を自在に変えることができるというのは、音を聞く環境づくりに大きなメリットとなります。

リビングルーム 無線スピーカーならインテリアを妨げずに設置できる
このようにTWS機能は、使う予定があるかないかに関わらず、搭載されていて困ることはありません。

TWSスピーカーを使うときの注意点


さて、そんな便利なTWSスピーカーですが、使い慣れないうちは思わぬ理由により「あれ?うまく使えないな……」ということも。
快適に使用するための注意点をいくつかご紹介します。


1.他の無線機器との干渉に気をつける


TWSスピーカーをはじめ、ワイヤレス機器の多くはBluetoothによって無線接続をしています。

Bluetoothの無線が使用している周波数帯域は、2.4Ghz帯という帯域です。この帯域は多くの無線機器が広く使用しており、多くの機器が使用しているということはそれだけ電波が混雑している=電波同士の干渉が起こりやすいということになります。

満員電車 無線機器が混雑している様子はこの状態をイメージするといい

ラッシュ時間帯の電車のようなものですね。


特に自宅でTWSスピーカーを使用する場合は、電子レンジなどが強い電波を発してTWSスピーカーの接続に干渉する場合があります。
また外出先で使用する場合でも、他のBluetooth機器やWi-Fi機器などの2.4Ghz帯を使用するものがあると、その干渉を受ける可能性があります。

他の無線機器などと干渉した場合には、音飛びや音切れといった現象が発生します。
長く干渉を受け続けていると、機器同士の接続が勝手に解除される、機器への接続ができなくなるといった現象も起きる場合があるので、音飛びが続くと感じた場合には周囲に別の無線機器がないか確認しましょう。

TWSに影響を及ぼす可能性のある電子レンジ
対策としては、電子レンジなどの強い電波を発する機器がある場合は、TWSスピーカーと使用場所を離します。他のBluetooth機器を多く使用している場合も、TWSスピーカーを設置する場所からは遠ざけるといった工夫が必要です。


2.親機の充電は減りやすい


ワイヤレスオーディオは無線の規格に対応した音源を受信し、オーディオ内で音に変換することで音楽を流しています。
TWSの場合は左右が独立しているため、その機能を左右どちらかのスピーカーやイヤホンが担うことになります。

受信・変換・再生を行うオーディオは親機、変換された音を再生するだけのオーディオは子機となるため、2つのオーディオには消費電力の差が生まれます。
例えば右のスピーカーが受信・変換を行う親機スピーカー、左のスピーカーが音を出すだけの子機スピーカーになった場合、右のスピーカーのほうがたくさん仕事をするので、たくさん電力を消費するといった具合です。

親機のオーディオ機器のバッテリーは、必然的に子機よりも消費が早くなります。そのためTWSオーディオでは、子機のバッテリーは残っているけれど親機のバッテリーがないから充電切れになるということがあります。その場合はスピーカーならTWSを解除するか、イヤホンなど1組で使う前提のものであれば充電せざるを得ません。
TWSのオーディオを選ぶ際には、通常のワイヤレスオーディオ以上にバッテリーの容量や効率を意識してみることがおすすめです。


3.ワイヤレス伝送による遅延が発生する


またワイヤレスオーディオ全般に言えることですが、音をデータとして伝送する過程で、微細な遅延が発生します。
こちらは無線技術の発達によって、近年では通常の音楽を楽しむ場合には気にならないレベルになりました。
ただし、タイミングが重要となる音ゲーやFPSなどを楽しむ場合には気になる可能性がありますので、ゲームでの使用を考えている方は頭の片隅に入れておいていただけると良いでしょう。

TWS接続で広がるスピーカーの可能性


いかがでしたか?進化するワイヤレスオーディオ機器の中で最も便利な機能の1つ、TWSについて説明しました。この機能を使うことでより豊かな音楽環境を、より簡単に楽しむことができるようになるかと思います。
ぜひご参考にしていただければ幸いです。

それでは、次回もどうぞよろしくお願いいたします。


FunLogy
山川

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