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こんにちは!FunLogyのカナです。
本日、FunLogyに新製品が登場しました。
片手サイズのポータブルスピーカー、FunLogy Portableです!
この大きさで無線接続OK、IPX7防水性能アリ、12時間連続再生可能なバッテリー搭載……などなど、「あったらいいな」を詰め込んだ盛りだくさんのスピーカー。
スペックはこちらになります。
さらに詳しい情報は、ぜひ【商品ページ】をご覧ください!
本日はこのFunLogy Portableが、こうして皆様の前にお披露目されるまでの、開発の記録をご紹介します。
そうだ防水スピーカー、つくろう。
「お風呂で使える防水スピーカーを開発したい」
そんな意見は、以前から社内に挙がっていました。
【製品ブログの第1回】でもご紹介した通り、新製品の開発が決まるポイントは、
1.FunLogyのお客様が喜んでくれそうなものか。(すでに要望があると優先度アップ!)
2.FunLogyのモットー(「今日は、もっとたのしくできる。」)に合い、FunLogyをまだ知らない人の毎日も楽しくできそうなものか。
3.FunLogyのスタッフ自身が、ほしいと思えるものか。
この3つです。
防水スピーカーについては、すでに多くのお客様からご要望をいただいており、FunLogyでも優先的に開発したいという話し合いがされていました。
ちょうどそのタイミングで開発部に新しいメンバーが加わり、工場探し、交渉、スケジュール調整などが、よりスピーディーに動けるように。
作るなら今じゃない?と話が進み、一気に開発への動きが加速しました。
いざ、新製品
開発にあたってはまず、製品のイメージを固めるところから始まります。
どんな機能や性能を持ったスピーカーが良いか、どんなデザインが良いか、どんなシーンで使ってもらう想定か、価格はどれくらいか……などなど。
今回はFunLogyをまだ知らないお客様にも広く目に留めていただけるよう、お手に取りやすい価格帯での開発を目指しました。
ただ、お求めやすい価格帯というのは、競争の激しい価格帯とも言えます。すでに多くの選択肢がある小型スピーカーの中で、どのようにFunLogy Portableを見つけ出していただくのか。また、見つけ出していただいた後で、これにして良かったと思っていただくのか。
独自のアンケートや音質の調査を繰り返し、「この価格に対して、どういう機能・性能、特徴のあるものが満足度の高いスピーカーと言えるのか」を、徹底的に検証しました。
その結果、
- 防水性能があること
- 無線接続ができること
- 低音をカバーできていること
- 声が聞き取りやすいこと
などの条件が次々に出揃ってきました。
その中でもうひとつ、私たちが着目したのが「アウトドアで使いたい」というお客様の声です。
ガジェットと外に出る、という楽しさ
近年、キャンプでプロジェクターやスピーカーを使う方が増えているようだ、という話は、FunLogyの中でもぼんやりと認識されていました。
けれど、まさかこれほどまでにじわじわと人気が高まっていたとは。
SNSやアンケートを通して調査してみたところ、キャンプにプロジェクターやスピーカーを持っていって楽しかったという言葉がたくさん見受けられました。家族で、一人で、実に様々な形のキャンプを楽しまれる方々が、アウトドア×ガジェットというスタイルを実践されていました。
そのメッセージは、どれも創意工夫に溢れていて、見ている私たちまでワクワクしてくるものでした。
屋内とは違う、アウトドアならではの未知数。
例えば屋内であれば、ほとんどの家は垂直の壁に囲まれています。まっすぐなテーブルや棚の上に設置すれば、プロジェクターを使った映像の投影に困ることはありません。
でもテントはどうでしょうか。テントはその形も、色も、大きさも、実に様々です。説明書には、それぞれのテントに合った設置方法は記載されていません。
だからこそ、同じ製品を使っていても、まったく別物のような空間が完成するのです。
一見難しいようにも見える【正解のない、自分たちだけのオリジナルな空間を作る】という作業を、多くの方が楽しまれているという事実に、私たちは何か心躍るものを感じました。
それはFunLogyがモットーにしている「今日は、もっとたのしくできる。」という気持ちと、どこか似たところがあるように思えたのです。
こうしてもうひとつ、FunLogy Portableに「アウトドアで活躍できる」という大切な条件が加わりました。
サンプル到着!
これらの条件をベースに開発を進め、こちらが実際に、初めて到着したサンプルです!
ロゴをどこに配置するかはまだ決まっておらず、サイドには金具がありました。
内部の構造にも調整を必要とする部分が残っていたので、実際にこのサンプルで様々な音を再生しながら、次のサンプル、そのまた次のサンプルへと微調整を重ねていきました。
屋内から屋外まで
サンプルがある程度完成してきたら、製品の販売ページを作ります。通称LPです。
LPに欠かせないもの。それは【写真】です。
お客様が見て、その製品を使った生活をイメージできるような写真。
今回は屋内と屋外、両方の撮影を行いました。
まずは屋内、都内のとあるスタジオでの撮影風景から。
二枚目は何を?と訊いたら、休憩時間にモンスターハンターに登場するモンスターの真似をして笑っていたところ、だそうです。偶然の1ショットですね。
屋内での撮影は、プロのカメラマンさんに依頼し、モデルの一部をFunLogyの代表・ウエソとスタッフ・トクオカが務めました。
ぜひLPから二人を探してみてくださいね。
写真を撮りに?遊びに?キャンプへ!
さて、屋外での撮影はどこで行ったかというと、なんと実際にスタッフみんなでキャンプ場へ行ってきました!
「アウトドアで活躍できる機能・性能」を目指して開発してきたスピーカーですから、やはり一度は実際に、アウトドアで使用してみないと!というのが一番の理由です。
遊んでませんよ。
遊んでませんってば。
……。
楽しいですね~!!
はい。正直に申し上げます。一日全力で遊びました。
カスタマーサポート窓口もお休みをいただきましたので、きっとお返事をお待たせしてしまったお客様もいらっしゃるかと思いますが、楽しいことだからこそ、どうしてもカスタマーサポートのスタッフも連れていきたかったのです。Twitterでこの件についてご案内したところ、多くのお客様から賛同のメッセージをいただきました。
おかげさまで、私たちは誰ひとり心苦しい気持ちになることなく、この一日を過ごすことができました。ご理解いただいた皆様、ありがとうございました。
でも最後の料理は食べるためだけではなく、撮影用に作ったものですよ!本当です。
スタッフのまなが料理の腕をふるってくれました。見てください、この美味しそうなパエリア。
LPにも登場しています。もちろん、この後スタッフが美味しくいただきました。
さて、そんなキャンプの間FunLogy Portableはというと、私たちの期待通り、ばっちり音楽を流してくれていました。
パッシブラジエーターが背面にあり、音が混ざりにくいという特徴からでしょうか。屋外で聴いてもクリアな音質がそのまま、歌詞がしっかり聞き取れます。
見た目よりも大きな音が出ますので、近くの方のご迷惑にならないよう、音量には注意したほうがよさそうです。
個人的に嬉しいなあと思ったのが、防水&水拭きできる表面素材のおかげで、テーブルの中心に置けること。
水がついても、ソースが跳ねても、全然構わないタフな性能は、思いがけない風が吹いたり足元が不安定だったりしがちなアウトドアでの活躍間違いなしでしょう。
本体も安定した倒れにくい形で、使っていてストレスのないスピーカーという印象でした。
キャンプの随所で「なるほどチルい」「これがチルいってことか」と、無性に納得するなど。
完成品を手に取って
キャンプの思い出から間もなくして、私たちの元に最後のサンプル、最初の完成品とも呼ぶべきFunLogy Portableが届きました。これを検査し、外箱のデザインや付属品の最終チェックを経て、製品はいよいよ最初のロットの製造へ。
ドキドキしながら完成を待ち、先週ついに!第一便が到着しました。
届いた製品は本体や梱包に問題がないか、その場でチェック。無事にお届けできる状態であることを確認して、1台1台、発送の準備をします。
この日のうちに半数近くが倉庫へ出発していきました。
そして今、皆様の元へ向かうときを待って、倉庫でしばしのお休みをしています。
お手に取っていただけたらきっと、リビングで、寝室で。お風呂で、車で、アウトドアで。皆様のライフスタイルに合わせた場所で、活躍することでしょう。
ぜひたくさんの方に使っていただけたら、私たちも嬉しいです。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
また次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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