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こんにちは、FunLogyの山川です。前回の記事【 パッシブスピーカー・アクティブスピーカーとは?違いとメリット 】はお楽しみいただけましたでしょうか?


スピーカーを購入されて気がつくのが、スピーカーのつなぎ方にはデジタル接続とアナログ接続があることだと思います。この2つの接続にはどのような違いがあるのでしょうか。


また、スピーカーなどのオーディオに接続する端子には、様々な種類があります。これらの端子の役割やつなぎ方の注意点について、この記事で解説いたします。

 

接続端子の種類

3種類の接続についての図

スピーカーに使われる端子の種類には、こちらの3つがあります。


1.音声出力端子
2.データ転送端子
3.ネットワーク接続端子


かつてのオーディオであればアナログに接続するだけなので、音声出力端子についてのみ理解があれば問題がありませんでした。


しかし最近のオーディオはテレビやパソコン、ネットワークなどへの接続もすることから端子の種類が増え、オーディオ接続が複雑化しています。そんな端子への理解を深めるためにそれぞれの役割について説明いたします。

1.音声出力端子


音声出力端子には、アナログ接続端子とデジタル接続端子の2種類があります。それぞれの端子の特徴と種類について説明いたします。


また、アナログ接続端子とデジタル接続端子のメリットとデメリットも紹介するので、自分にあった接続方法を試してみてください。

1-1.アナログ接続端子の特徴と種類

イヤホン


アナログ端子は一般的に見かけるイヤホンなどでも使われる端子です。
多く流通しているため、安価で手に入れやすいというメリットがあります。最近では100円均一や家電量販店でも、多くの種類のアナログ端子を使ったオーディオ商品が販売されています。


一方でアナログ端子接続のデメリットは、ノイズに弱いという点です。ノイズの原因には、接続機器の熱や振動が挙げられますが、こういったノイズが発生しやすいパソコンなどと接続する場合には、アナログ端子接続をすると「サー」というノイズが気になってしまう場合があります。


そのため、パソコンなどにアナログ端子接続をする場合には、一度アナログ接続をデジタル接続に変換する機器を利用するといったノイズ対策をするのが望ましいです。


オーディオをアナログ接続する場合、端子の種類にはRCA端子とフォーン端子の2種類があります。二つの端子について説明いたします。
 

RCA端子

赤白のケーブル

RCA端子はピン端子、ピンジャックとも呼ばれます。一般的に赤色と白色の二色の端子があるものです。この色付けには意味があり、それぞれチャンネルが割り当てられています。
スピーカーにはLとRがありますが、Rが赤(Red)と同じ頭文字になるように設定されています。そのため白がLになります。逆に接続しないように注意しましょう。

フォーン端子


フォーン端子は、イヤホンやヘッドホンなどによく使われている端子です。この端子はRCA端子と異なりステレオフォーンが一般的とされています。そのためLRの接続を気にする必要はありませんが、フォーン端子にはサイズの種類があることに注意しましょう。


フォーン端子のサイズは、標準の6.3mmフォーン端子、3.5mmのミニプラグ端子、2.5mmのマイクロミニ端子があります。それぞれ異なるサイズの端子には接続することができないので、接続の際には端子の大きさに気をつけてケーブルを選びましょう。

 

1-2.デジタル接続端子の特徴と種類

デジタル端子は、プレーヤーのデジタル出力やテレビなどからのデジタル信号を受け取る際に使用するものです。デジタル接続端子のメリットは、光ケーブルを使って光信号を送受信するため、信号を送信する際のノイズや劣化が少なく、アナログ接続に比べて音質に優れます。


一方でデジタル接続に対応したスピーカーの数が少なく、アナログ接続のみのスピーカーと比べて高価になりやすいというデメリットがあります。
家電量販店などでも一部の棚にしか商品がない場合や、オーディオ専門店に行かなければ現物を見ることができず商品の比較がしにくい場合があるのは不便です。


デジタル接続の端子には、光デジタル端子と同軸デジタル端子の2種類があります。
これらの端子では、アナログ端子と異なり5.1chや7.1chといったサラウンドの音声データもケーブル1本で伝送することができ、LRの2chのみだったアナログ接続に比べてより臨場感のある音を再生することが可能になります。

光デジタル端子(オプティカル)


光デジタル端子はケーブルに光ファイバーを使用していて、オプティカル(OPTICAL)と表記されている場合もあります。


また、コネクタには角型と丸型のものがあるので、端子の形をよく見て接続しましょう。
角型コネクタは一般的な光デジタル端子の形状で、テレビやブルーレイレコーダー、ゲーム機などとオーディオ機器を接続する際に使用されている場合が多いです。

光ケーブル
一方丸型コネクタはノートパソコンなどに使用でき、3.5mmミニプラグと同じサイズの形をしています。小型のプレーヤーなどに搭載される場合が多く、接続するスピーカー側が丸型でない場合には変換する端子を仕様するか、一方が丸型、一方が角型のケーブルを使用しましょう。


光デジタルケーブルを選ぶ際には、端子の素材にも注目しましょう。端子は劣化することで電気抵抗が増え、ノイズが乗りやすくなってしまいます。そのため劣化しにくい金メッキなどの素材が使われた端子がおすすめです。

金メッキのケーブル

同軸デジタル端子(コアキシャル)


同軸デジタル端子はRCA端子と同じ形をした端子で、コアキシャル(COAXIAL)とも呼ばれます。形状はアナログ接続のRCA端子と同じですが、区別がつくようにオレンジ色や青色などになっているのが一般的です。


同軸デジタル端子を搭載しているものは高級オーディオである傾向で、一般に普及しているのが光ケーブル端子です。

コアキシャルケーブル

2.データ転送端子


オーディオ機器には、音声を出力する端子以外にも様々な端子が搭載されている場合があります。データ転送端子は、パソコンなどからのデータをやりとりするための端子で、USB端子が主な種類です。

USB端子


パソコンなどでも馴染みのあるUSB端子がオーディオ機器にも搭載されている場合があります。パソコンからのプリセットを読み込んだり、USBメモリ内にある音楽を再生するといった機能を持ったオーディオに接続したりすることができます。


USB端子にもいくつかの種類があり、その形状によって接続できないケーブルがあるので確認してから接続しましょう。
具体的には、typeA、typeB、typeC、miniUSB、microUSBの種類があります。
さらにそれぞれの端子に2.0、3.0といった世代があり、2.0の端子では3.0のケーブルを認識することはできません。

3.ネットワーク接続端子


3つ目の端子の種類であるネットワーク端子では、オーディオとネットワークをつなぐことでオーディオ内のファームウェアを更新したり、音源をダウンロードして再生したりといったことができるようになります。オーディオ機器には主にLAN端子が搭載されています。

LAN端子


有線でネットワークに接続する場合に、パソコンなどでも見かけるLAN端子がオーディオにも搭載されている場合があります。こちらにはLANケーブルを接続することで、ダウンロードによるストリーミング再生や、ネットワークを経由したアプリによる操作などが可能になります。最近ではWi-Fiを搭載することでこれらの機能を使うことができるオーディオもありLAN端子を搭載するものも減っています。


いかがでしたか?オーディオに搭載されているいくつかの端子についてよく理解できたと思います。
デジタル端子とアナログ端子のそれぞれの特徴を把握して、ご自分の環境にあったセッティングをしてみてくださいね。

 

FunLogy
山川

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