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こんにちは、FunLogy 山川です。前回のブログ【 Bluetoothとは?Wi-Fiとの違いやコーデックといった用語についても解説 はお楽しみいただけましたでしょうか。
今回はさらに少し深く、スピーカーの用語を解説していきたいと思います。
 
スピーカーを購入する際には、紹介欄やスペック表に「サラウンド対応」「5.1ch」といった記載のある商品を見かけます。
このchとはどのような意味なのでしょうか。またch数を決めるスピーカーの要素はどのようなものがあるのでしょうか。
 
この記事では、chの意味ch数を決定するウーファー、ツイーターについてご紹介します。

 

~chとはどういう意味?

スピーカーのスペックの一つであるchとは、「サラウンドシステム」を構成した際に使われるスピーカーの数を言います。
 
多くのスピーカーは左右二つで構成されているため2ch、そこに後ろからの音を出すスピーカーが付いていれば3ch、4chと増えていくことになります。
 
ではスピーカーの「サラウンド」とはどのようなものでしょうか。

 

サラウンドとは?

サラウンドとは、「鑑賞者の周囲を音で囲うように立体的に音響効果を与えること」を言います。英語で「囲う」という意味の「surround」から来ています。
 
例えば映画館に行くと、後ろから忍び寄る人の音はしっかり後ろから聞こえます。また、遠くに向かって行く車の音は徐々に離れていくように聞こえます。これが「サラウンド」です。
 
これは鑑賞者の周りにいくつかのスピーカーが配置されており、それらがバラバラに音を出すのでなく一つのシステムとしてバランスを取っていることで、鑑賞者はサラウンドの効果を感じることができます。このような音の広がる空間のことを「音場」といいます。
 
このようなサラウンドの効果によって、鑑賞者は映像の中にいるような臨場感や没入感を感じることができます。
 
特に映画やクラシック、オーケストラなどのたくさんの音が同時に鳴るものを再生する場合には適していると言えます。このようなどこでどの音が鳴っているかを「音の定位」と言います。また音の定位がはっきりとしていることを「音像がはっきりしている」と表現します。

サラウンドの価値を一つとしてこの「音像がはっきりしている度合い」は重要視されています。そして、この音像の鮮明さはサラウンドで使用するch数によって大きく変わります。

 

サラウンドに用いられるch数

サラウンドには主に「2.1ch」「3.1ch」「5.1ch」などが挙げられます。この数字にはどのような意味があるのでしょうか。
 
例えば、映画などに多用される5.1chの場合は、①正面からの音と、②右からの音、③左からの音、④後ろ右からの音、⑤後ろ左からの音の5つのスピーカーで構成されます。加えて0.1ch分にあたる「サブウーファー」を合わせて5.1chになります。「サブウーファー」についてはあとから説明しますが、低音を専門に再生するスピーカーのことです。
 
このようにサラウンドで構成されたスピーカーの数がch数となり、基本的にはスピーカーの数、つまりch数が大きくなるほど表現力が豊かになります。これによって、音像の鮮明さもはっきりとし、より音楽の臨場感を感じることができます。
 
それではサラウンドを構成するそれぞれのスピーカーの名称と役割について説明します。

 

ウーファー/ツイーター?

5.1chを例にサラウンドの説明をします。サラウンドを構成するスピーカーのそれぞれの名称は、フロントスピーカー左右、センタースピーカー、サラウンドスピーカー左右、ウーファーになります。それぞれの役割はどのようなものでしょうか。

 

フロントスピーカー


フロントスピーカーは左右それぞれに配置され、映画のBGMや効果音、音楽では楽器の音などを再現します。スピーカーから直接耳に届く音なので鳴っていることがわかりやすく、スピーカーの効果がわかりやすい部分でもあります。

 

センタースピーカー


センタースピーカーは全面の中央に置き、映画のセリフやボーカルの音声などを再現します。人の声は人の耳に聞こえやすいため、このスピーカーも効果がわかりやすい部分です。

 

サラウンドスピーカー


サラウンドスピーカーは鑑賞者の後ろ斜め右と後ろ斜め左に配置し、後ろからの音やコンサートホールなどの反響音を再現します。これによってより臨場感が高まります。

 

ウーファー


ウーファーは低音を専門に再現するスピーカーで前面などに配置します。映画などでは爆発音やドアの音など、音楽ではベースやバスドラムの音を再現します。重低音の再現によって音の迫力が非常に増すため、サラウンドを導入した際には一番効果を感じることができるでしょう。

 

ツイーター


低音を再現するスピーカーをウーファーと呼ぶのに対し、高音を再現するスピーカーをツイーターと呼びます。こちらは5.1chなどのサラウンドの場合には専用のスピーカーがあるわけではなく、センタースピーカーやサラウンドスピーカーがツイーターの役割も果たす場合が多いです。

 

サラウンドの配置

サラウンドを構成するための各スピーカーの配置は以下のようになります。

サラウンドスピーカーの配置

フロントスピーカーとセンタースピーカー、ウーファーは鑑賞者の前面に配置します。センタースピーカーを中心にフロントスピーカーの左右が対照になるように配置し、ウーファーはどちらかのフロントスピーカーの近くに置きます。サラウンドスピーカーは鑑賞者の後方左右に配置します。
 
またフロントスピーカーは鑑賞者からセンタースピーカーを0度としたとき、22度から30度の位置、サラウンドスピーカーは110度から120度の角度に配置するのが最も良いとされています。

 

ウーファーとツイーターのインチ数が音に与える影響とは?

それでは、サラウンドに使用するスピーカーはどのように選べば良いでしょうか。まず考えるのはスピーカーの大きさとそれぞれスピーカーを配置する部屋の大きさです。それぞれについて音に与える影響を解説します。

 

スピーカーのサイズが音に与える影響

続いてはスピーカーの口径インチ数が音に与える影響について解説します。
ウーファーは、30cm(12インチ)以上が大型、20cm(8インチ)が中型、16cm(6.5インチくらい)が小型、12cm(5インチ弱)が超小型とされています。
 
かつてはスピーカーの口径が大きいほど低音が出るとされていましたが、筐体が大きくなるなどのデメリットがあることから最近では口径のサイズを抑えつつ低音を出すことができるモデルが増えました。
 
そのため、ウーファーを選ぶ際にはスピーカーの口径が大きいものを選べばよいというわけではなく、スピーカーのスペック表に「28Hz~200Hz」のように記載されている数がどこまで低い数字になっているかを重要視したほうが良いでしょう。
 
ツイーターの場合は、8cm(3インチ)以下から2.5cm(1インチ)ほどの小ささで、小さいほど高音が出やすいとされています。

 

部屋の大きさが音に与える影響とは?

サラウンドの適切な効果を感じるためには、配置する部屋についても考える必要がありますがおおよそ6畳から12畳が日本では平均的なサラウンドルームのサイズと言われています。リビングで鑑賞する場合もこれに当てはまるでしょう。
 
日本で広く普及しているサラウンドは5.1chですが、この5.1chが推奨されている部屋の大きさも6畳から12畳とされています。6畳より部屋が狭い場合には反響音ばかりが強調されてしまいます。逆に12畳より広い部屋の場合は、スピーカーの音が及ぶ範囲に隙間ができて、音に囲まれるというサラウンドの効果が薄れてしまう可能性があります。

5.1chサラウンドスピーカー FunLogy LIVE

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スピーカーの本場アメリカでは、日本よりも部屋が大きく、サラウンドルーム自体も大きく設計されています。このため、スピーカーの数を増やした6.1chや7.1chといったサラウンドが開発されたと言われています。
 
6.1chでは15畳ほどの部屋の大きさ、7.1chでは20畳ほどの部屋の大きさに適しているとされ、映画館のような大きな部屋でサラウンドを鑑賞する方はこのような規格のサラウンドを導入されてもいいかもしれません。
 
いかがでしたか?スピーカーのchが表す意味とサラウンドを構成するためのスピーカーの種類について理解できたかと思います。ご自分の視聴環境に合わせて最適なサラウンドスピーカーを選択しましょう。

 

それでは、次回もお楽しみに。

今日は、もっとたのしくできる。
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