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こんにちは、FunLogyのカナです。
本日はあると便利な【Bluetoothトランスミッター】についてご紹介します。

Bluetoothトランスミッターとは、Bluetoothを搭載していない機器に取り付けることで、その機器をBluetooth接続ができる機器にランクアップさせてくれる後づけアイテム。

どんなシーンで役に立つのか、どこで手に入るのか。さっそく見ていきましょう。


Bluetoothトランスミッターとは

デスクトップパソコンとBluetoothヘッドホン

Bluetoothトランスミッターとは、冒頭でもご紹介した通り、Bluetooth非搭載の機器に取り付けることにより、機器をBluetooth接続ができるようにするものです。
これによって、例えばBluetooth機能のないパソコンと、Bluetoothヘッドホンの接続などが可能になります。

本来、有線でしか接続のできなかった機器が無線接続できるようになることで、飲み物を置いたデスクの上など、ケーブルの存在が不便になる環境でも、快適に使えるようになるというメリットがあります。

トランスミッターの中のひとつである


トランスミッターとつく製品には「Bluetoothトランスミッター」「HDMIトランスミッター」「FMトランスミッター」など、様々な名前のものがあります。トランスミッターとは、データや信号を受け取り、それらを指定の形式(有線または無線)に変換してくれる回路を指します。
この「指定の形式」というのが、トランスミッターの名前の頭についた部分です。

Bluetoothトランスミッターとは、取り付けた機器のデータや信号をBluetoothで送信可能にするもの、ということになります。

Bluetoothトランスミッターの扱いは意外と簡単


データの形式を変換する、などと聞くと何やら手間がかかりそうですが、Bluetoothトランスミッターは基本的に扱いが簡単です。手軽なものでは、Bluetoothを搭載させたい機器に取り付けて、ボタンを数秒押すだけで設定が完了します。
サイズも小さく、手のひらに収まるものがほとんど。50グラムもない製品が多く、驚くほどにコンパクトです。


Bluetoothトランスミッターが役に立つのはこんな場面

Bluetoothヘッドホンでテレビゲームをする

Bluetoothトランスミッターがどういうものなのか、何ができるのか、イメージが掴めてきたのではないかと思います。
具体的にどういう場面で必要になるものなのでしょうか。よくある使用例としては、次のようなパターンがあります。

デスクトップパソコン×Bluetoothヘッドホン


モバイル機器では搭載が進んできたBluetoothですが、据え置きのパソコンなどではまだ搭載していない機器も少なくありません。
「パソコン作業の音をヘッドホンで聞くつもりでBluetoothヘッドホンを買ったものの、パソコン側にはBluetoothが搭載されていなかった」といった場合には、パソコンにBluetoothトランスミッターを取り付けることで、無事に無線接続ができるようになります。

テレビ×Bluetoothスピーカー


薄型テレビの音はこもりがちになり聞き取りにくいため、Bluetoothスピーカーやサウンドバーを接続したくなる場合があります。テレビにはBluetoothが搭載されているものとそうでないものとあり、搭載されていたとしても【受信のみ】の場合、スピーカーと繋げることができません
そんなときはBluetoothトランスミッターをテレビに取り付けて、テレビの音声が【送信】されるように変換します。Bluetoothトランスミッターをスピーカーと接続すれば、テレビの音声が、スピーカーを通してクリアに聞こえるようになります。

薄型テレビの音質とスピーカー(サウンドバー)の関係については、こちらの記事をご参照ください。

テレビ用スピーカーで聞こえを改善!サウンドバーの繋ぎ方

 

ゲーム機×ワイヤレスイヤホン


ゲームの音声を聞きたいけれど、深夜だったり外出先だったりして、音を外に漏らしたくないというときにはイヤホンやヘッドホンが便利です。ゲーム機にBluetoothトランスミッターを取り付ければ、ゲーム機とイヤホンを接続し、音声を自分の耳だけで楽しむことができます。
ケーブルが繋がっていないので、席を立つときもイヤホンを外す必要がなく、ゲームの世界への没入感が損なわれません。

無線接続は便利で安全


このように、Bluetoothトランスミッターを使うことで、日常生活の様々な機器を無線接続にすることができます。身の回りに「なんとなく邪魔だな」と感じているケーブルがある方は、Bluetoothトランスミッターを取り付ければ、無線接続に変えることができるかもしれません。

特に小さな子供やペットがいる家庭では、ケーブルがあると、足を引っかけて転んだり機器を倒したりする原因にもなります。躓きそうな場所に跨っているケーブルや、コンセントの近くのケーブルなど、気になっているケーブルがある場合はこの機会に見直してみませんか?


Bluetoothトランスミッターを購入するには

家電量販店のレジ

このように便利なBluetoothトランスミッターですが、機器の接続に悩んだことがないと、あまり探す機会のない製品でもあります。実物を見た記憶がない方も多いのではないでしょうか。
購入先を簡単にご紹介します。

Bluetoothトランスミッターはどこで買えるのか


主に以下のような場所で手に入ります。

  • Amazon、楽天市場などの通販サイト
  • 家電量販店
  • ホームセンター


持ち帰るのが負担にならないサイズのものなので、お近くに家電量販店などがある場合は、立ち寄って実物を見ながら選んでもよいかと思います。ホームセンターでも置いている店舗が多いですが、すべてではありません。心配な場合は、事前に電話などで確認しておきましょう。

Bluetoothトランスミッターの価格は3,000円~4,000円程度が平均的


Bluetoothトランスミッターの価格は幅が広く、1,000円~8,000円前後となっています。もちろん機能や性能によって価格が異なっているのですが、平均的に見ると、3,000円~4,000円くらいの製品が多いです。
音質にこだわったり、コーデックを多数取り揃えたりしようと思うと価格は上がりますが、自分の必要な機能がある程度絞れるのであれば、3000円前後で十分に選べるでしょう。
音質とコーデックについては、次の項目で紹介します。


Bluetoothトランスミッターの選び方

チェックリスト

 Bluetoothトランスミッターを選ぶときには、【TX/RX】【接続端子】【Bluetoothのバージョン】【コーデック】に注目してみましょう。
それぞれに詳しくご紹介します。

1.TX/RX


Bluetoothトランスミッターには【TXモード】【RXモード】という2つのモードがあります。これはそれぞれ【送信機(トランスミッター)モード】【受信器(レシーバー)モード】とも言うことができ、Bluetoothトランスミッターが、Bluetoothを送る側として機能するか、受け取る側として機能するかの違いになっています。

  • 「Bluetooth非搭載のテレビ」の音を「Bluetoothスピーカー」で聞きたい …… Bluetoothトランスミッターを【TXモード】にしてテレビに取り付け、テレビの音声をスピーカーに送る。
  • 「Bluetooth搭載スマートフォン」の音楽を「Bluetooth非搭載の有線イヤホン」で聴きたい …… Bluetoothトランスミッターを【RXモード】にして有線イヤホンに取り付け、スマートフォンの音楽を受け取る。


2つのモードを備えている製品もあれば、トランスミッターのみで、レシーバーモードは備えていないという製品もあります。
レシーバーモードが必要な方は、両方のモードを備えた一台二役のものを購入する必要があります。

2.接続端子


Bluetoothトランスミッターを取り付けたい機器の端子と、Bluetoothトランスミッターに付属しているプラグを揃える必要があります。Bluetoothトランスミッターには、接続方法が1種類のものから複数種類のものまであるので、取り付け予定の機器に備わっている端子を確認して、一致しているBluetoothトランスミッターを選びましょう。

主な接続方法には【AUX(3.5㎜オーディオケーブル)】があります。非常に広く備わっている端子で、ほとんどの機器にあると想定してよいでしょう。

ない場合には【USB】があります。Bluetoothトランスミッターをパソコンなどに取り付ける場合は、こちらもおすすめです。USBタイプのBluetoothトランスミッターは非常に小さいので、持ち歩きにも適していると言えるでしょう。
USB Type-A、Type-Cなどの、端子の規格の違いには注意してください。

その他、音質にこだわりたい場合には【光デジタル】があります。こちらは他の接続に比べて音質がよくなりますが、光デジタル端子を搭載していない機器も多いため、事前の確認は念入りに行いましょう。

3.Bluetoothのバージョン


Bluetoothにはバージョンと呼ばれる規格があり、バージョンが離れすぎた機器同士では通信ができません。バージョン3.0以前と4.0以降で分かれており、ここを跨ぐと互換性がないため、手持ちのワイヤレス機器とBluetoothトランスミッター、それぞれのBluetoothのバージョンには注意が必要です。
とはいえ、バージョン4.0が出たのは2009年のこと。よほど古い機器でない限り、現在使用されている家電にはバージョン4.0以降が搭載されていると考えて良いかと思います。

2022年5月現在、最新となっているのは「バージョン5.2」。
5.0以降では性能が上がり、Bluetoothの弱みだった「音の遅延」が軽減されているなど、Bluetoothはどんどん進化しています。取り付け予定の機器がバージョン4.0以降であれば、Bluetoothトランスミッターは、できるだけバージョンの新しい製品を購入することをおすすめします。

4.コーデック


Bluetoothトランスミッターを介して音楽などを再生する場合、気になるのはその音質ではないでしょうか。
結論から言えば、Bluetoothトランスミッターはスピーカーと同じで【コーデック】を持っているため、コーデックを確認することによって、ある程度、自分の想定する音質のものを手に入れることができます。

コーデックとは、大きなデータである音声をBluetoothで送受信するために圧縮する際の、データの圧縮方式のこと。
代表的なものだと、次の4種類があります。

  • SBC:すべてのBluetoothが対応している規格。汎用的だが、遅延が起こりやすい。
  • AAC:iPhoneやMacなど、Apple製品が対応している規格。SBCよりも音質が良く、遅延もしにくい。
  • aptX:Android端末など、Apple製品以外が対応している規格。こちらもSBCよりも音質が良く、遅延しにくい。
  • aptX LL:上記のaptXよりもさらに遅延がしにくい。ゲームなど、わずかな音のずれでも気になるシーンに適している。


音質をできるだけ上げたい場合は、Apple製品であればAAC、Android製品であればaptXやaptX LLといった選び方がおすすめです。しかし、音質は接続先の音響機器の性能によるところも大きく、Bluetoothトランスミッターのみで抜群に良くするということは難しくなっています。

また、コーデックは1種類のみの製品も、複数に対応している製品もあります。iPhoneとAndroidスマートフォン、どちらも接続する場合などは、AACとaptXを備えた製品などを選ぶと、どちらの機器と繋いだときも良い音質を楽しむことができます。

その他、余裕があったらチェックしたいこと


上記の他にも、Bluetoothトランスミッターには製品ごとに様々な特徴があります。余裕があったら、以下のようなポイントもチェックしてみましょう。

バッテリーの持ち時間


Bluetoothトランスミッターのほとんどは、バッテリーを内蔵した充電式です。コンセントを必要としないので手軽ですが、うっかりすると充電を切らしてしまうことも。
バッテリー容量の大きな製品であれば、充電切れを起こしにくくなります。

接続可能な機器の数


Bluetoothは本来、1対1の機器を接続します。しかし中には、複数の機器と接続できる「マルチペアリング」という機能を持った製品も出回ってきています。
マルチペアリングが可能であれば、家族がそれぞれのスマートフォンで1台のBluetoothトランスミッターを共有することも可能。自分以外にも使う人がいる場合は、接続可能な機器の最大数をチェックしてみるとよいでしょう。

ボイスチャット対応か非対応か


オンラインゲームなどでBluetoothトランスミッターを使用する場合、ボイスチャットが必要になる場面があるかと思います。マイク音声については「相手の声を受け取る」「自分の声を送る」、双方の機能が必要となり、すべてのBluetoothトランスミッターが対応しているわけではありません。
「ボイスチャット対応」と記載のある機種を選びましょう。


Bluetoothトランスミッターで暮らしをワンランク便利に

白いソファーのあるリビング

いかがでしたでしょうか。本日は知っていると便利なBluetoothトランスミッターについてご紹介しました。
FunLogyにも、Bluetoothを搭載したスピーカーが多数あります。テレビがBluetoothを搭載していなくても、無線接続できる可能性がありますので、興味のある方はぜひ試してみてくださいね。

ポータブルスピーカー FunLogy Portable

 

本日ご紹介した内容について、そもそもBluetoothとは何か?というお話が気になる方は、ぜひこちらの記事も併せてご参照ください。

Bluetoothとは?Wi-Fiとの違いやコーデックなどの用語を解説

 

それでは、次回もどうぞよろしくお願いいたします。


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カナ

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