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株式会社Sandlots・FunLogy代表:ウエソ
皆さま、いつもFunLogyを応援してくださり、本当にありがとうございます。
代表のウエソです!
さて、いきなり皆さまの目に入る異質な紹介写真。
全く家電ブランドとは関係もなく、経営に行き詰まって頭がおかしくなったんじゃないのか?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、違うんです。
では、なぜ私はユニフォームを着てサムネ写真を撮ったのか?
奇抜な格好をすればクリックされるんじゃないか、という魂胆も見え隠れしていますが、草野球チームを作ったことは、私が株式会社Sandlotsを立ち上げたことを語る上で、外せない出来事だからです。
あまり良い思い出が無かった子供時代
私の幼少期から少年期の記憶を辿ってみると、毎日のように母親と父親が口喧嘩をしていた記憶が蘇ります。あまりよろしくない家庭環境ですね。
私の父は休日に外に出るタイプではありませんでしたし、家庭のために能動的に何かすることもありませんでした。
サラリーマンなりの苦労がきっとあったでしょうし、大人になった今では休日くらいゆっくり寝ていたい、という気持ちは分からなくもないのですが、母親からは疎まれていたようで、いつも険悪な雰囲気になっていました。たまに楽しそうに話しているときがあるとすれば、パチンコの話だったような。海物語がどうとか。
教育方針はとにかく勉強しろ!ということだけでした。いい学校に行って、いい会社に入る。こちらも今となっては親心だと理解できるのですが、子供にとってはいい思いはしませんでした。
天邪鬼なので、やれと言われるとよりやりたくなくなるんです。きっと同じような方、いらっしゃいますよね?
やれって言われれば言われるほどやりたくなくなる。
野球に関しては部活に入っていましたが、例に漏れずTHE・野球部!という厳しい部活だったので、あまり楽しかった思い出はありません。チームメイトが好きだったことと、プロ野球選手になりたいという夢が支えでした。
唯一楽しかったのが、ゲームだったかな。
ニンテンドー64の全盛期で、パワプロやスマブラをめちゃくちゃやりました。私たち世代では「オレ、スマブラ強いよ」が挨拶代わりみたいなところがあると思うんですが、殆ど返り討ちにしてきた自負があります。
本気でやると、親指にマメっぽいのができてメッチャ痛い。
草野球チームサンドロッツの立ち上げ
さてさて、そんな少年期を経て19歳になったウエソ青年が、家でゴロゴロ寝ているようなつまらない大人にはなるまい!と誓い、休日をどうやって楽しく充実させようか?と考えた結果立ち上げたのが、草野球チーム【サンドロッツ】です。
部活でのやらされる野球に比べて、自分達で試行錯誤しながら行う野球はなんと楽しいことか!
人数集めも毎週苦労したし、球場への移動は自転車だし、そもそも球場が確保できなくて公園で練習するし、今思うと散々な環境なんですが、当時はそんなことを気にすることもないくらい楽しかった記憶があります。
私の生きがい。一生プレーし続けたい。
野球部時代は練習が雨で中止になるのを心から祈っていましたが、今では日曜日に雨が降ると絶望的な気持ちになります。それくらい楽しみな活動になりました。
株式会社Sandlotsの立ち上げ
こうして、日曜日はまさに理想と言えるくらい楽しくなったのですが、平日はどうしたら楽しくなるのか?
平日も楽しくなったら、毎日楽しいじゃん!!と安易に考えたのが起業のきっかけです。
と言っても最初は勇気が出ず、流されるままにとある企業に入社しました。採用側になってわかるのですが、一番よくないパターンですよね。企業理念に共感することもなければ、自分のやりたいこともないまま入社して…
当然すぐにつまらなくなるわけです。それなりに歴史もある企業だったので、様々な納得のいかない体制があり、それを変えることもできない。本当につまらない毎日が過ぎていきました。
その時すでに20代中盤、あっという間に30歳になるし、人生が終わってしまう!やりたい事をやり切って死にたい!という強烈な想いが湧き上がってきて、どんな事業をするかも決めていないのに会社を辞めて、起業することにしました。
初めは小さなマンションの一室からスタートしました。
そこから紆余曲折あってプロジェクターやスピーカーなどの家電を扱うことになるのですが、そこに至るまでも色々な苦労がありました。今でも365日起きている間は、ほとんど仕事のことを考えています。シンドいことも沢山ありますが、毎日充実していて本当に楽しいです。
心から起業して良かったと思っています。
あの時の自分、よく行動した!
もちろんサラリーマンでも志高く、毎日楽しく過ごすことは充分に可能なのですが、幼い頃から母親に「楽しいのは今だけ。大人になって会社に入ったら仕事ばっかりで全然遊べなくなるよ。友達とも会えなくなるよ」と言われ続けてきた影響か、サラリーマンになったら仕事に全てを捧げてつまらない人生になってしまうという先入観がついてしまったように思います。
起業したのは、そんな母親に対する反骨心みたいなものもどこかにあったのかもしれません。何歳になっても楽しく生きられることを、自分の人生をかけて証明したいといった気持ちです。
そんな母親も、私が19歳の時に脳梗塞を患ってしまい、段々と意思疎通が出来なくなり、数年後に他界しました。
既に母親への証明はできなくなりましたが、そんなことはどうでもいいんです。
不自由なく育ててもらったことには凄く感謝しているし、弱っていく姿を見たら、今までのことはどうでもよくなっちゃいました。
残っているのは、世の中を楽しくしたいという熱い気持ちだけです。
今、お客様は毎日楽しく過ごされているでしょうか?
仕事も家庭も充実されている方、最高です!ぜひそのままでいてくれると嬉しいです。さらに、FunLogy製品があれば毎日がもっとたのしくなります。笑
毎日が楽しくないという方、大丈夫でしょうか?
本当に辛いですよね。孤独ですよね。お客様には家庭がある方もいらっしゃると思います。そうそう転職もできないし、ましてや起業なんて簡単にできるものでもないでしょう。それでも戦うしかない、歯を食いしばって生きていくしかない。
ではそんな状況の方は、毎日楽しく生きることを諦めるしかないのか?仕事や家庭から解放されるまで、我慢を続けるしかないのか?
そんなの悔しいじゃないですか。毎日楽しく生きることを諦めてほしくない。意思さえあれば、今より少し毎日を楽しくすることは誰にだってできるんです。
束の間の休みの日にプロジェクターでお気に入りの映画を観たり、寝る前の少しだけ空いた時間にスピーカーで好きなアーティストの曲を聴く。
家電だって草野球だって、なくたって全く問題なく生きていけるんです。一銭の徳にもなりません。でも、あれば毎日がもっと楽しくなるかもしれない。
別にFunLogy製品じゃなくたっていいんです。ゲームだってキャンプだって筋トレだって、今は気軽に楽しめる趣味も、それを実行に移すための情報や機材も沢山あるので、それらを使って毎日を楽しく過ごしてくれればいいんです。
ただみんなが今よりもっと楽しく生きて、日本が少しでも明るくなってくれれば嬉しい。
なんか悔しいんですよね、日本の幸福度が低いとか、暗いニュースばかりとか言われるのが。
私は日本が大好きなので、世界に誇れる国にしたい!という意味不明な意地があります。世界も明るくしたいですけど、スケールが大きすぎて想像できないので、まず日本から…それでも十分大きすぎますけどね。
社会と自分と、SandlotsとFunLogy
さて、このような壮大な目標を掲げている私ですが、圧倒的に足りないものがありました。それは社会とのコミュニケーションです。
自分自身が最前線に立って、お客様との会話を交わす機会とでも言ったらいいのでしょうか。
怖いんですよね、表に出ると何を言われるのか分からないじゃないですか。嫌な思いをすることも沢山あるだろうし、裏でフィクサーのように色々なものを動かしている方が、楽だしカッコいい…そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。
でも興味もあったんです。お客様と、社会と話をしてみたい。一度は挑戦してみないと、死ぬ間際に絶対後悔すると思ったんです。起業するときと同じような感覚でした。
また社会とコミュニケーションを取ることは、社会の公器である、株式会社の経営者であることの社会的責任を果たすことでもあると思っています。
とはいえ、そんなことが全て杞憂に終わってしまうくらい情報が氾濫している時代です。届けたい想いなんて、どれだけ必死に頑張ってもほとんど伝わらないんですよ。
まだ本格的に初めて1ヶ月ちょっとですが、早くも心が折れそうです!笑
ただそんなときに支えになってくれるのが、ファンの皆さまの存在です。
「ファンの方が力に」なんていう言葉はよく聞きますが、心から実感できました。
私の行っている企業活動に意味はあるのかと考えるときもありますが、商品レビューで「毎日が楽しくなりました!」のように伝えてくれたり、TwitterやInstagramで暖かい言葉をかけてくださると、少しは意味があるのかなと思えます。本当にお客様の存在は力です。
今まで避けてきた分、もっと私は皆さんとコミュニケーションが取りたいです。気軽にどんどん話しかけてください。時間が許す限り、対応させていただきます。
コイツがどのように成功していくのか、転落していくのか見てやろう、という興味本位で見ていただく事も大歓迎です!なるべくリアルタイムで、ありのままをお見せしたいと思います。
【Twitter】
【Instagram】
非常に長くなりましたが、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
これからもSandlotsおよびFunLogyは社会にとって価値のある会社であり続けられるよう、社員一同精進して参ります。もし少しでも共感できる部分があると感じられた方は、ぜひ私達と一緒に世の中を楽しくしていただけたら、こんなに幸せなことはありません。
ちなみに、父親の名誉のために追記しておくと、創業140年の会社で社長になりました。きっと私とは異なる道で、見えない所で、本当に努力したんでしょうね。
尊敬できる父親です。
FunLogy
ウエソ